ランニングをはじめよう!
STEP 01 準備編 ランニングウェアはどうしよう?
暑い時にウインドブレーカーを着て、汗びっしょりでランニング(ジョギング)されている方を、 時々お見かけすることがあります。これは大変危険なことで、放熱がされないために体温が上昇しますし、水分不足になって脱水症状になることも。
楽しく走るランニングで、体調を悪くしては何にもなりません。この様なことが起こらない為にも、楽しく快適にランニングをするためにも、季節・気候にあった服装が大事です。
季節ごとのランニングウェアをご紹介します。
- 春・秋:長袖のTシャツとロング/ハーフタイツまたは 一般的なトレーニングウエアの上下
- 夏:半袖/ランニングシャツとランニングパンツ直射日光を避ける為の帽子
- 冬:春・秋の服装に保温のためのウインドブレーカーと手袋、早朝の場合は、寒さから頭部を保護する毛糸の帽子等
靴下は季節を気にしなくて良いと思いますが、出来ればランニング用の通気性の良いものが好ましいと思います。 雨が降っている場合は、帽子、ウインドブレーカー、カッパ等を着用して保温に努め、 風邪を引かないように注意してください。
ご参考までに、コニカミノルタ陸上競技部の季節・気候に対する工夫を、ランニングシャツを例にお話します。選手はレース/トレーニングで使用するランニングシャツを3種用意しています。
春・秋は、ナイロン性で薄い生地の軽い一般的なものを使用しています。夏は通気性の良いメッシュ地の素材で、長さもヘソの上あたりでカットされており、熱を逃がす工夫がされているものです。冬はナイロン性の素材で、春・秋よりも生地の厚い保湿性に優れたものを使用しています。
このようにランニングシャツ1枚にしても、季節・気候を考えて、選手は選択をしています。
ランニング(ジョギング)の服装に年齢は関係ありません。派手な目立つ服装で、心身ともにリフレッシュした気持ちで、効果的なランニングを行いましょう。