ランニングをはじめよう!
STEP 02 実践編 理想のランニングフォームは?
ランニングフォームについてお話しします。
ランニング(ジョギング)には、こうでなければならないと決まったフォームというものはないと思います。個人の体型や体格が違うので、その人にあったフォームでランニングするのが良いと思います。
しかし、効率良く走る為には、やはり理想のフォームがありますので、ポイントをご紹介します。
- 背筋が伸びていること(背筋と一緒に腰も伸ばす)
- 足の運びは、着地の時はかかとから入り、足の裏で、からだ全体を支え、次のステップへ移動する(着地時には、膝を少し曲げて衝撃をやわらげることを忘れない)
- 腕の振りは、小さくリズミカルに振る(全身をリラックスさせる)
ストライド走法 → 歩幅を身長より長くする走り方
ピッチ走法 → 歩幅を身長より短くして足の運びを早くする走り方
このようなことが理想のフォームの条件になります。理想のフォームに近い形でランニング出来れば良いのですが、フォームを矯正するには、かなりの努力と時間が必要です。コニカミノルタの選手にフォーム矯正する時は、歩行時か、ゆっくりしたランニング時に理想のフォームを意識させています。まずは歩きから注意してみましょう。
さて、ストライド走法、ピッチ走法どちらが良いかですが、走り方を練習の中で見つけて下さい。ストライド走法は、脚筋力を使うので筋力がなければ長い時間ストライドを保つことが出来ません。従って、筋力の弱い初心者はピッチ走法がオススメです。
理想のランニングフォームで気持ちよく、ランニング(ジョギング)を楽しみましょう。