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- 姜 抒炅
感性の定量化という
新しいソリューションで、
プロフェッショナルを支援したい。
プロダクションプリント事業部
PP販売推進部
大事なのは、
お客様の満足を第一に考えること。
韓国で生まれ育ち、韓国の大学を卒業しました。就職活動では、IT企業、人材コンサルタント会社、コニカミノルタの3社から内定をもらいましたが、グローバルな仕事がしたいと思っていたので当社に決めました。コニカミノルタは海外の売上比率が8割を超えており世界で活躍できること、外国人社員が多く韓国人の私でも働きやすい環境があると感じたことが決め手になりました。今、働くうえで大事にしているのは「お客様の立場で考える」ということ。物を売るだけでなく、お客様に対してどんなお手伝いができるか、どうすれば満足してもらえるか、それを常に心がけるようにしています。
「人の感性」を説明可能にしたい。
私が所属するPP販売推進部は、印刷会社などで使われる大規模なプロダクトプリンタを販売する部署です。メンバーは6名で、部長と課長、あと4名の地域担当で世界の市場をカバーしており、現在私は日本国内を担当しています。販売会社を通じてのビジネスなので、販売会社が売りやすいような販売戦略を策定したり、プロモーションを展開したりなど販売を推進するのが仕事です。2020年4月の入社ですが、コロナによる入国制限の長期化でリモートワークが続き、ようやく11月に来日して、翌年4月から日本国内の主担当になりました。2021年の6月には新規プロジェクトとして「EX感性」の立ち上げメンバーにもなりました。「EX感性」とは正式名Explainable感性の略語として、人の感性を説明可能にするという意味を盛り込んでいます。当ソリューションを普及するために、WebサイトやYouTubeを通じて、「EX感性」を通じた感性の見える化を分かりやすく伝えることが今の目標です。
先ず挑戦するのは、
視覚デザインの「定量化」。
「感性価値」というのは、そもそも2007年に経済産業省が提唱したもので、「生活者の感性に働きかけ、感動や共感を得ることで顕在化する価値」のこと。非常に幅広い概念ですが、私たちが取り組んでいるのは、「人の五感」の定量化です。その内、人が最も依存している「視覚」の領域を定量化し、顧客のデザイン業務をサポートするツールを開発しています。これまで、売れるデザイン、いいデザインというのは、なんとなくの感覚で評価するしかなかったのですが、私たちが開発しているソフトではデザインのさまざまな要素、色使いや配色、明度や彩度、構図などを定量化することが可能になります。このデザインは健康感が30％、自然感は40%、高級感が30%あり、その理由は色使いがこうだから、構図がこうだからと科学的なエビデンスをつけて証明できるソフトウェアを創り上げることが課題で、今はこのプロジェクトの実現に挑戦している真っ最中です。
新たな発想で、
未来のビジネスに
変革をもたらしたい。
視覚デザインが定量化できれば、もう少し高級感を出したいときは色使いをこう変えればいい、などの判断がデザイナー自身で検証できるようになります。これはそもそもプロダクションプリンター販売の付加価値を高めるためにスタートしたプロジェクトですが、印刷会社だけではなく、デザイン関連業務に携わる全ての企業様のお手伝いがしたい、という想いから始まりました。「EX感性」は2022年中に日本国内でリリースする予定ですが、翌年には世界展開を始める構想になっています。私自身も海外拠点に進出し多言語を駆使して、海外展開の最前線で活躍したいと思っています。私たちが生み出した「人の感性を説明可能にする」という全く新しい発想で、印刷業界のみならず、世界中のビジネスモデルに変革をもたらしたい。これこそ私が創りたい未来です。
定量化・可視化したい
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9:00出社
パソコンを立ち上げ、メールチェックとメールの返信から1日がスタート。
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10:00資料作成
「PP販売促進」の業務では、売上実績と推定の集計作業や、顧客パイプラインの管理作業を行う。「EX感性」業務では、午後からのミーティングに必要な情報を収集し資料を作成する。
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12:00昼食
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13:00ミーティング
「PP販売促進」の業務では、販売会社を招いてのヒアリングや作戦会議などを行う。
「EX感性」業務では、午前中に作成した資料をもとに顧客とミーティング。 -
16:00社内作業
「PP販売促進」の業務では、午前・午後にまとめた情報を基に各種報告の準備を行う。
「EX感性」業務では、顧客に満足してもらえるサービスを検討し、そのための資料を制作。
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17:40退社
