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コニカミノルタが
みつめてきた未来
「社会課題起点でお客さまと
価値を共創して成長を
続ける企業」へ
コニカミノルタは「コア技術」に最新のAI・IoT技術をかけ合わせ、
社会やお客様の潜在的な課題・リスク(見えないもの)を「みえる化」する技術へと進化させてきました。
その独自技術に加え、お客さま、ビジネスパートナー、大学、研究機関など幅広いステークホルダーと共に
新たな価値を生み出す共創活動を積極的に推進しています。
目まぐるしく変化する社会に対応し、その変化の先頭に立ちながら
社会・お客様から求められる新たな価値を生み出し続ける。
2030年の社会課題を見据え、その課題の解決に貢献する社会的な価値を生みだしながら、
経済的な価値も拡大することによって、企業としての持続的な成長を目指します。
1873年の創業以来150年以上にわたり培ってきた
画像処理を中核とする独自の「イメージング」技術は今、
世界中のお客様の「みたい」という想いに応え、
オフィス、印刷、製造、医療など世界中の様々な産業の現場の革新へ。
今後も「みる」ことで生まれる新しい価値の創造、
社会課題の解決にチャレンジしていきます。
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撤退
統合後は、グローバル化するビジネスの世界で勝ち残るために、「選択と集中」の戦略のもと、成長が見込める領域や勝算のある分野に、経営資源を集中させるため、両社の原点事業ともいえる、カメラ・フォト事業からの撤退を決断。これより、国内外で戦略的提携やM&Aを精力的に実施していきました。
たゆまぬ成長のために、原点事業からの撤退もいとわないその姿勢は、自らを変革しつづけるコニカミノルタの原体験となり、その後の躍進へとつながっていきます。

共にカメラやフィルム、複写機などの光学機器を扱うコニカ社とミノルタ社。ライバル社でもあった2社が経営統合し、コニカミノルタが誕生しました。
互いの強みを結集しながら、社会に持続的に価値を提供していくという未来を見据えた成長戦略ゆえに経営統合に踏み切りました。その後、2社の強みである化学・画像・材料・微細加工というコア技術を活かし、情報機器、商業印刷、光学、医療、計測機器などの分野で数々の世界初や世界一の製品、技術が生み出されていきました。
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プラスチックレンズを開発
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
「C35AF(ジャスピンコニカ)」
世界初の自動焦点調節機能(オートフォーカス)。それまではファインダーを覗き込んで自分でピントを合わせるのが当たり前だった中、カメラが勝手に「ジャー」っとレンズを回してピントを合わせる技術は当時衝撃的でした。愛称の「ジャスピン」がオートフォーカスカメラの代名詞になったほどです。TVCMの「ピンボケさんさようなら…」は流行語になりました。
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今から約80年前。日本初のカラーフィルムとして「さくら天然色フィルム」は誕生しました。アメリカで生まれた世界初のカラーフィルムを参考に研究が行われ、約5年間の試行錯誤の末の発売でした。戦争によって一時生産が中止された時期もありますが、戦後の生産再開からは仕様や名前を変えながら日本中の風景、家族、ドラマを収め、2006年に惜しまれながらその役割を終えました。
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発売
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「OXIMET MET-1471」
今から約45年前。コニカミノルタは世界初のパルスオキシメーターを開発していました。採血することなく動脈血中の酸素飽和度を計測できることは革命的で、その後、手術室、ICU、呼吸器関係などの医療の現場で必須の医療機器となりました。新型コロナウイルス感染症の自宅療養においても用いられていることは皆さんご存知の通りです。
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