チームだからこそ頑張れた。
笑顔で力強く完走したハーフマラソン
10月27日、TEAMコニカミノルタのメンバーは、「東京トライアルハーフマラソン2018」に出場しました。 2週間前のランニングクリニックで陸上競技部コーチと選手から学んだことをアウトプットする絶好のチャンス!メンバーそれぞれが目標を持って、スタートラインに立ちました。
1.集合
会場は荒川の左岸、木根川橋少年野球場の特設会場。夜半からポツポツ降り続いた雨で辺りが煙る中、続々とTEAMコニカミノルタのメンバーが集まってきます。
2週間前の結成式、その後のトレーニングランを経て、リラックスした表情が多いように感じました。
「久しぶり!」
「練習会以来だね」
実際にあちこちで楽しそうに会話を交わすメンバーも見られ、いつの間にか本当の意味でのチームになっているようでした。
2. 開会式
当日参加したランナーは約1600名。
この大会は東京マラソンに向けての足慣らし、という意味合いもありますが、RUN as ONE - Tokyo Marathon 2019(準エリート、一般)の提携大会として、男女の総合1~3位、年代別の男女1位、そして抽選会での当選者10名に「東京マラソン2019」への出場権が与えられるというもの。クオリファイレースという位置づけもあり、上位を狙うランナーからは独特の緊張感が漂ってきます。
そのような中、参加者全員でスタート前のストレッチを行います。2週間前に学んだ肩、股関節の動的ストレッチもプラスし、準備はバッチリです!
3. レース
黒っぽいグレーの雨雲の切れ間から、時々太陽が姿を現します。天候は次第に回復に向かう予報。しかし日差しが強くなれば暑くなる。絶好の行楽日和になりますが、ランニングをするには厳しいコンディション。そんな状況の中、レースはスタートしました。
河川敷の舗装路を“行って戻る”コース設定ですが、下流に約7km走った後、折り返して3kmを1周回して、スタート地点まで戻るという少しテクニカルなもの。右を見ればスカイツリー、正面には7km先の折り返しまで見通せるほど真っ直ぐな道が続きます。
「あまり河川敷では走ったことがないので、直線が長くて少し気持ちが萎えました」
という感想も聞かれましたが、フラットで見通しはよく、かなりいいタイムが出そうな予感。
さらにスタート後はグレーの雲が空を覆い曇りがちの天気に。また荒川の河川敷は風が強いことも有名ですが、この日は時折、強い風が吹く程度。ずいぶんと走りやすいコンディションになりました。
チームメンバーは、2週間前のクリニックのときと同様から3チームに別れ、Aチームはタイムトライアル、BチームとCチームはペースを守って走り続けます。
少しコースが狭めなので、ポジション取りが大事になりますが、チームスタッフがうまく先導してサポートしていきます。
「同じTシャツを着ている人を見ると力が湧いた」
「コースが狭くて折り返しもあって、不安なところもあった。でも折り返すたびにメンバーで声をかけ合うことができたし、それがあったから走り切れたと思う」
「何度も諦めそうになったけど、ツラいのは自分だけじゃないと思えたので頑張れた」
チームだからこそ頑張れる。
メンバー内で力を分け与えながら、それぞれが目標達成を目指して、フィニッシュラインまで走り続けました。
4. 解散式
「ランニングクリニックと今日のハーフマラソンで、足りないものが分かった」
「2週間前のクリニックから走りがうまくなっている気がするので(笑)、このまま補強練習を続けてまたレースに出てみたいです」
目標を達成できた人、残念ながら達成できなかった人も、メンバー全員が最高の笑顔でした!
レース終了後はメインステージ前で東京マラソンの出場権が当たる抽選会へ。チャンスは10回。抽選箱からレースナンバーが次々に引かれて当選者が決まって盛り上がっていく中、なんとチームからも当選者が! まるで自分のことのように喜ぶメンバーたち。
「このチームに参加してみて、本当にランニングって楽しいと思った」
チーム結成からわずか2週間あまり。ごく短い期間でしたが、ランニングの深さを学び、その楽しさを再確認した2週間でした。