大会結果詳細
2019年 1月1日(火・祝)
第63回 全日本実業団対抗駅伝競走大会
2019年1月1日、新春の陽光が注ぐ快晴のもとで、各地区の予選を勝ち抜いた全37チームが集い、実業団駅伝の日本一決定戦「ニューイヤー駅伝」が開催されました。コースは、群馬県庁をスタート・ゴールとする全長100kmを7区間でつなぎます。
コニカミノルタは34年連続44回目の出場になり、優勝回数は8度を数えます。
今年は昨年の7位から2つ順位を上げて5位入賞という結果になりました。
1区の西池和人選手は3 年ぶり2回目の出場。序盤からスローペースの集団の前方で進めるも、10kmすぎのペースアップに付いて行けず、先頭から28秒差の31位と沈んでしまう。
外国人選手が凌ぎを削るインターナショナル区間の2区ではドミニク・ランガット選手が駅伝デビュー。混戦の中で16人を抜き去る期待どおりの走りで15位までジャンプアップ。
3区の菊地賢人選手は、上位を目指して追い上げる展開。過去に3度3区を走った経験を生かして力強い走りで10位まで押し上げ4区のエース区間へタスキリレー。
今シーズン、チームの中心選手に成長した蜂須賀源選手が各チームのエースが激突する4区で積極果敢な走りを見せる。区間7位の成績でチーム順位は9位へ。上位争いは混戦で前が見える位置で5区の山本浩之選手へ。
山本選手は、順位の入れ替わりが激しい中でもベテランらしく冷静に走り3人を抜いてキャプテンの宇賀地強選手へ。過去に区間賞を獲得するなど得意とする5区で区間6位にまとめた。
9年連続9回目の出走となった宇賀地選手は、前が見えない状況で走り始め、途中で後続から追い上げられるも6位を死守してアンカーの谷川智浩選手へ。
谷川選手は安定した走りでSUBARUを交わして5位へ。終盤には4位の富士通を猛追するが一歩届かず5位でゴール。
1区の出遅れが響き、目標の3位以内には届きませんでしたが、2区以降は順位を下げることなく堅実にタスキを繋ぐ駅伝を見せてくれました。次につながる明るい材料もあり、王座復活への一歩を踏み出すことができました。
沿道やテレビの前で選手たちに熱い声援を送ってくださった皆様、ありがとうございました。今年も1年間、温かいご声援をよろしくお願いいたします。
詳細は以下の通りです。
成績
総合
順位 | 出場チーム | 記録 |
---|---|---|
5位 | コニカミノルタ | 4時間53分37秒 |
個人成績
区間 | 出場選手 | 記録(区間順位) | 総合順位 |
---|---|---|---|
1区 12.3km | 西池和人 | 36分25秒 | 31位 |
2区 8.3km | ドミニク・ランガット | 22分42秒(区間7位) | 15位 |
3区 13.6km | 菊地賢人 | 38分45秒(区間8位) | 10位 |
4区 22.4km | 蜂須賀源 | 1時間05分41秒(区間7位) | 9位 |
5区 15.8km | 山本浩之 | 46分53秒(区間6位) | 6位 |
6区 12.1km | 宇賀地強 | 36分43秒(区間8位) | 6位 |
7区 15.5km | 谷川智浩 | 46分28秒(区間6位) | 5位 |