大会結果詳細
2021年1月1日(金・祝)
第65回 全日本実業団対抗駅伝競走大会
コロナ禍という未曾有の事態のもと、感染防止対策が徹底された中で開催された第65回ニューイヤー駅伝。全国各地の予選を経て36チームが出場を果たしました。舞台は従来通り、群馬県前橋市の群馬県庁前をスタート&フィニッシュとする7 区間100km。コニカミノルタは優勝を狙っての出走でしたが、序盤の遅れから浮上することができず、18位という結果に終わりました。
各チームのスピード自慢が集結した今年の1区。前半は有力選手同士が牽制し合うスローな展開となります。2年ぶりの出場となった西池和人選手でしたが、後半の急激なペースアップに対応することができず、トップから26秒差をつけられ29位で2区へ。
ワールドクラスの外国人選手がしのぎを削る2区ではドミニク・ランガット選手が気を吐きます。15人抜きの好走を見せ、チームは14位に浮上。タスキは3区川端千都選手へ。ニューイヤー駅伝初出場の川端選手は、さらに前を追うべく懸命に走るもペースは上がらずトップと1分42秒差の21位と順位を下げてしまいます。
最長22.4kmのエース区間4区を託されたのはキャプテン菊地賢人選手。挽回を期すも前半腹痛に悩まされペースダウン。一時は27位まで順位を落としますがその後粘って24位でタスキは5区の山本浩之選手へ。5区のスペシャリスト山本選手は序盤から5人を抜き去る怒涛の追い上げで順位挽回を図りますが、後半冷たい強風に苦しみなかなか順位を上げられません。それでも18位にまで順位を上げて6区野口拓也選手へ。
豊富な駅伝経験を持つ野口選手はさらに前を追うも、思うような追い上げはかなわず20位でアンカー大山憲明選手へ。ニューイヤー駅伝デビューとなる大山選手は、一つでも上の順位を目指して走り、ラストスパート勝負で競り勝って18位でのゴールとなりました。
コロナ禍によるさまざまな制限を乗り越えて臨んだ2021年ニューイヤー駅伝。練習で感じられた各選手の成長とチーム全体のレベルアップを結果につなげることができず、厳しい結果となってしまいました。
今年は沿道での応援の自粛が呼びかけられ、テレビやSNSなど例年とは違う形で応援いただくこととなりましたが、皆様の熱い気持ちは選手たちに確実に届いていました。心より感謝いたします。今回の悔しさを次へのバネにし、今年も挑戦を続けてまいりますので、引き続き温かい声援をどうぞよろしくお願いいたします。
詳細は以下の通りです。
成績
総合
順位 | 出場チーム | 記録 |
---|---|---|
18位 | コニカミノルタ | 4時間57分08秒 |
個人成績
区間 | 出場選手 | 記録(区間順位) | 総合順位 |
---|---|---|---|
1区(12.3km) | 西池 和人 | 35分54秒(区間29位) | 29位 |
2区(8.3km) | ドミニク・ランガット | 22分16秒(区間10位) | 14位 |
3区(13.6km) | 川端 千都 | 39分21秒(区間25位) | 21位 |
4区(22.4km) | 菊地 賢人 | 1時間06分29秒(区間28位) | 24位 |
5区(15.8km) | 山本 浩之 | 47分23秒(区間11位) | 18位 |
6区(12.1km) | 野口 拓也 | 37分00秒(区間14位) | 20位 |
7区(15.5km) | 大山 憲明 | 48分45秒(区間21位) | 18位 |