大会結果詳細
2020年1月1日(水・祝)
第64回 全日本実業団対抗駅伝競走大会
2020年1月1日、穏やかに晴れ渡った空の下、令和初となるニューイヤー駅伝が開催されました。コースは群馬県前橋市の群馬県庁前をスタート&フィニッシュとする7 区間100km。日本全国各地区からの予選を勝ち抜いた精鋭37チームで日本一の座を争います。コニカミノルタは、予選会となる東日本実業団対抗駅伝を優勝で飾り、東日本チャンピオンとして、6年ぶり、9度目の全国制覇を狙っての出走でしたが、優勝への流れをつくることができず、7位という結果になりました。
1区は序盤から激しい先頭争いが繰り広げられハイスピードの展開に。2年ぶり7回目の出場となる野口拓也選手はそれを追う3位集団の中で好位置をキープし健闘しましたが、終盤遅れをとりトップから36秒差の19位で2区へ。
ワールドクラスの外国人選手がしのぎを削る2区。昨年に続き2回目の出場となるドミニク・ランガット選手は、序盤から積極的に前を追い、区間12位の走りで順位を4つ押し上げ15位と健闘します。
3区には好調のキャプテン、菊地賢人選手。序盤5kmで区間トップタイムを叩き出す走りを見せましたが、オーバーペースがたたって中盤でペースが落ちてしまいます。苦しみながら粘りを見せましたが、トップと1分28秒差に広がり、18位で4区へとタスキをつなぎます。
エース区間を任されたのは昨年に引き続き蜂須賀源選手。各チームの精鋭たちを相手に前を追う使命を担い、中間地点では15位までに挽回したものの、後半攻め切れず順位2つ落としてしまいました。
そんな中で勢いをみせたのがチーム最年長の山本浩之選手。タフさで知られる5区を熟知しているスペシャリスト。気迫と自信みなぎる走りで8人を抜き、悪い流れを食い止め12位へと浮上。自身もトップと3秒差の区間2位。
6区を任されたのはコニカミノルタとして今回が初出場となる我那覇和真選手。山本選手からの流れを受け、一気に入賞ラインまで押し上げたかったところですが、順位を上げることができず12位でアンカーへとつなぎます。
タスキを受け取ったアンカー、宇賀地強プレイングコーチは魂の走りで前を追い、中盤で6位集団に追いつきます。最後はスパート勝負となり、ゴール前のデッドヒートを1秒差で制し、入賞ラインを確保したゴールとなりました。
チーム一丸となって王座奪還を目指し闘いましたが、残念ながらそれを達成することはできませんでした。そのような中でも山本選手、宇賀地プレイングコーチらの走りは、駅伝王者復活に賭ける意地と執念を感じさせてくれる気迫あふれるものでした。
元旦から沿道やテレビの前で熱い声援を送っていただいた皆様には心よりお礼申し上げます。今年も引き続き頑張って参りますので、温かい応援をどうぞよろしくお願いいたします。
詳細は以下の通りです。
成績
総合
順位 | 出場チーム | 記録 |
---|---|---|
7位 | コニカミノルタ | 4時間51分36秒 |
※記録順位変更(2024.06.27)
個人成績
区間 | 出場選手 | 記録(区間順位) | 総合順位 |
---|---|---|---|
1区(12.3km) | 野口 拓也 | 35分13秒(区間19位) | 19位 |
2区(8.3km) | ドミニク・ランガット | 22分35秒(区間12位) | 15位 |
3区(13.6km) | 菊地 賢人 | 38分57秒(区間20位) | 18位 |
4区(22.4km) | 蜂須賀 源 | 1時間06分07秒(区間21位) | 20位 |
5区(15.8km) | 山本 浩之 | 45分47秒(区間2位) | 12位 |
6区(12.1km) | 我那覇 和真 | 36分51秒(区間17位) | 12位 |
7区(15.5km) | 宇賀地 強 | 46分06秒(区間5位) | 7位 |