大会結果詳細

2018年11月3日(土・祝)
第59回 東日本実業団対抗駅伝競走大会

1区 11.6km 菊地賢人選手

34分00秒(区間4位)4位

最近、チームは1区で出遅れることが多かったので、なんとしてもよいスタートを切れるように冷静に走り出しました。東日本の1区は2回経験がありますが、今年は故障が明けてからの練習期間もそれほど長くなかったので、集団の前方で進めるよりも、しっかり力を温存して走っていました。それでも思っていた以上に集団のままレースが進み、いつ誰が仕掛けるのか準備をしながらの終盤の展開になりました。結局誰も出なかったので、今後自分たちの駅伝をするためには自ら仕掛けることも大切だと思い、ラスト1.1km地点でスパートをかけました。結果的には先頭から4秒差で負けてしまいましたが、これは今の実力です。今回、東日本に向けて調整してきましたが、今はまだ6割ほどの仕上がりなので、あと2ヶ月で10割の状態にして元旦を迎えたいと思います。久しぶりに駅伝に帰ってくることができ、駅伝の楽しさを感じることができました。

1区 11.6km 菊地賢人選手

2区 15.3km 蜂須賀源選手

44分20秒(区間4位)4→3位

これまで期待されながらも結果を出せていなかったので、今回エース区間を任せられた時点で、これまでの不甲斐ない走りを払拭しようという強い気持ちがありました。1区の菊地さんが良い位置でタスキを運んでくれたので、自分も自信を持って前半から先頭に立って走り出しました。中盤以降キツくなってきても、ズルズル後退していたこれまでのことを思い出して踏ん張ることができました。今シーズンは、北海道マラソンに向けて初めてマラソン練習をしてきましたが、そこで身につけた効率的なフォームやハマった時の感覚を今日の駅伝でもうまく活かすことができたと思います。中盤でフォームがやや崩れましたが、後半立て直すこともできました。ただ、まだ積極的に行き切れていないところもあります。勝負をするポイントをしっかり定めて、攻め切る度胸を今後の練習で身につけていければ、ニューイヤーではもう一段上の走りができるはずです。

2区 15.3km 蜂須賀源選手

3区 9.2km サムエル・ムワンギ選手

26分35秒(区間12位)3→4位

3年連続の3区でコースは走りやすかったけれど、まだコンディションが上がりきっていません。今日の調子自体はよくも悪くもなくという感じでした。ターゲットタイムの26分40秒はなんとかクリアできたけれど、1区と2区のよい流れを止めてしまってみんなに申し訳ないです。ニューイヤーに向けて、しっかり自分自身の調子をマネジメントしていきます。まずは、八王子ロングディスタンス10000mで27分台を出せるように頑張ります。そして、1kmを2分40秒ペースでキープできるようなスピードを磨いていきたいです。

3区 9.2km サムエル・ムワンギ選手

4区 9.5km 宇賀地強選手

27分48秒(区間新記録10秒更新)4位→3位

チームとして、ちぐはぐなレースをしてしまったなと思います。今年は優勝を目標にして、調整の段階でもメンバー全員がいい状態を保って当日を迎えられていただけに、昨年と同じ5位という結果には残念です。駅伝は流れのスポーツなので、その流れをうまく作ることができず、我々の力のなさが浮き彫りになったと言えます。走ったメンバーは各々調子をあげてくれましたが、ニューイヤーに向けては、他のメンバーを含めてどれだけ高い競争意識を持って戦っていけるかが大事だと思います。
今日は先頭との差を少しでもタイム差を縮めようと思い、最初から突っ込んで走りました。中盤でもう一踏ん張りできていればとも思いますが、区間記録を上回る27分50秒を目標タイムにしていたいので、27分48秒の区間新記録で走れたことはよかったです。とは言え、タイムは天候でも左右されます。それよりも、前半突っ込んで走る駅伝ならではのレースができたことがよかったです。今シーズンは自身の走りを見つめ直して、昨年までとは違ったスタンスで練習に取り組めています。これまでのように勢いだけでどうこうやれる次元ではないのですが、その瞬間瞬間で今の力を最大限発揮するためのアプローチを手に入れて、それが少しずつ形になってきているのかなと思います。

4区 9.5km 宇賀地強選手

5区 7.8km 川端千都選手

23分15秒(区間5位)3→3位

実業団駅伝デビュー戦は、学生時代には感じたことのないプレッシャーもありましたが先輩たちが声をかけて下さり、スタートラインにはリラックスして立つことができました。スタートして1kmすぎにライバルのHONDAに追いつかれましたが、その後は冷静に走れたとは思います。ただ、終盤に前を走っていたSUBARUに追いつききれなかったことは反省点です。目標タイムは23分10秒でしたが、SUBARUとのタイム差がそのまま23分15秒というタイムに表れ、結果的に区間順位も5位と目標には届きませんでした。ニューイヤーに向けて、もっと1秒1秒を大切にする走りができるように力をつけなければなりません。自分自身の強みは、簡単にはライバルに離されない粘りだと思っているので、そこを活かすためにもラストスパートの力を磨いていきたいです。

5区 7.8km 川端千都選手

6区 10.6km 野口拓也選手

31分08秒(区間4位)3→5位

タスキを受けた段階では2位の背中が見えていたにもかかわらず、私がチームの足を引っ張る形になり、それが5位という順位になってしまいました。コンディションは6~7割まで上がってきていましたし、練習の中で良い走りができる手応えもあったのですが……。1位の富士通は抜けてはいましたが、2位以下は秒差の混戦で、私のところで2位でアンカーの谷川に繋ぐことが使命だったのですが、終盤には後方からも抜かれる展開になってしまい反省点の多いレースになってしまいました。今回、チームとしては明るい材料もあり、ニューイヤーに向けてもう一段レベルを上げられると思います。その中で、自分自身ができることを考えてリベンジを果たしたいです。

6区 10.6km 野口拓也選手

7区 12.9km 谷川智浩選手

38分12秒(区間4位) 5→5位

このコースは中間点以降にどれだけペースを落とさずに粘れるかがカギだと思っています。4kmすぎにHONDA設楽選手に抜かれましたが、少しペースが速いと感じたので、マイペースで彼の背中を近くに見ながら前を追う走りをしました。終盤まで競り合いにはなりましたが、結果的には5位になり、前半でもう少し身体が動けていればよかったとも思います。状態は悪くなく例年どおりで走れると思っていましたし、最低でも区間2位を目標にしていたので残念です。今シーズンは、チームでまとまって練習する機会を増やしつつも、トレーナーによる個別メニューの実践など新たな取り組みができています。元日まであと2ヶ月あります。十分に戦えるメンバーが揃っていると思うので、もう一度身体を作っていければと思います。

7区 12.9km 谷川智浩選手

成績

総合

順位 出場チーム 記録
5位 コニカミノルタ 3時間45分18秒

個人

区間 出場選手 (区間順位)記録 総合順位
1区 菊地賢人 (4位) 34分00秒 4位
2区 蜂須賀源 (4位) 44分20秒 4位→3位
3区 サムエル・ムワンギ (12位) 26分35秒 3位→4位
4区 宇賀地強 (区間新記録) 27分48秒 4位→3位
5区 川端千都 (5位) 23分15秒 3位→3位
6区 野口拓也 (4位) 31分08秒 3位→5位
7区 谷川智浩 (4位) 38分12秒 5位→5位

大会スケジュール

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