大会結果詳細
2017年 1月1日(日・祝)
第61回 全日本実業団対抗駅伝競走大会
1区 設楽啓太(区間28位)
優勝が目標で1区を任されたからには、先頭から近い位置でタスキを渡すことが役割。ただ、今シーズンはコンディションが上がらず、仕上がりは7割くらいだった為、序盤から集団の後方に食らいつくのが精一杯で残り2kmで離され粘れない今の弱さがもろに出てしまい悔しいです。2017年は一つひとつの試合で上昇の糸口をつかんでいきたいと思います。
2区 サムエル・ムワンギ選手(区間5位)
初めての駅伝だった東日本予選に続き、駅伝2回目だったので不安もなく走り出せました。前に選手が沢山いたので、リズムよく抜いていくことができ、区間5位でしたが目標タイム通りに走れました。走り込みと階段トレーニングをしっかり取り組んだおかげです。次回もぜひ走りたいです。
3区 菊地賢人選手(区間4位)
3年連続の3区でコースは記憶に残っていました。序盤は思うように身体が動かなかったのですが、中間点過ぎで感覚がよくなり追い上げることはできました。タイムはほぼ目標通りに走れましたが、ライバルの大石選手(トヨタ自動車)に競り負けてしまっては意味がありません。2016年シーズンは納得のいくレースができず情けない一年でしたし、ニューイヤー駅伝は毎年元旦にあることが決まっているにもかかわらず、チームとして合わせられない弱さを反省しなければいけません。
4区 神野大地選手(区間7位)
初めてのニューイヤー駅伝は、前半からガンガン攻めて、最後まで粘り通すレースをイメージして挑みました。自分のところで先頭争いに加わればと前を追い、服部選手(トヨタ自動車)まであと一歩のところで、お腹に差し込みがきてしまいペースダウン。ただ、その差し込みも自分の力の無さです。そこで上位に加われていれば優勝に近づいたと思いますし、エース区間らしい走りができず責任を感じています。コニカミノルタのエースとしての走りができるように、2017年はより努力をしないといけないと思います。
5区 山本浩之選手(区間3位)
2016年11月にフルマラソンに挑戦したことで、スピード面でやや劣るかと思っていましたが、5区は起伏のあるコースでスタミナも大事なので、結果的には良かったと思います。今回、単独で追走しなければならず厳しい展開でしたが、そのような状況でも追い切れる力があることが、世界で戦うためには大事なことです。
2月には世界選手権の選考会である東京マラソンに出場します。日本人トップはもちろん、ケニアやエチオピアの選手と対等に戦う高いレベルのレースをして、代表枠を勝ち取りたいと思います。
6区 宇賀地強選手(区間25位)
怪我から快復した直後で出場することになり、厳しい戦いになると分かっていたので、そういう時こそ気持ちでつなぐことが大事だと思って挑みました。前の5人が頑張ってきた流れをなんとか繋ぎたかったのですが……。走り始めから思うように動かず、アンカーを前に流れを切ってしまいました。何をやっているんだという気持ちです。2017年は練習を継続させ、しっかりと力をつけ直したいと思います。
7区 野口拓也選手(区間1位)
2年連続のアンカーで緊張することもなく、一つでも上の順位を目指して走り出しました。コニカミノルタの選手として、強気の走りだけは忘れないことが大事。2年連続7区区間賞で私自身もまだまだやれるぞという姿を見せられたと思いますし、その姿を見た後輩たちにも刺激を与えることができたと思います。今回走ったメンバー以外も、チームとしてこの結果をしっかり反省しなければいけません。優勝に対する想いを再認識したいです。
磯松大輔監督
たくさんの熱いご声援、本当にありがとうございました。
選手達から皆様にお詫びの言葉を言わせてしまったことに対して、私自身大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。
今日をきっかけに必ずチームが強くなれるよう、まずはスタッフ陣が意識を変え、チームを改革していきます。また1年間しっかり努力して、次こそは皆様の期待に応えます。引き続き、応援をよろしくお願いします。