クラウド型介護記録請求システム「HitomeQ Tree」を発売
~ だれでも・どこでも・簡単入力で業務効率化、介護請求までサポート ~
2023年6月2日
コニカミノルタQOLソリューションズ株式会社
コニカミノルタQOLソリューションズ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:吉田 明子、以下 QOLソリューションズ)は、クラウド型介護記録請求システム「HitomeQ Tree(ひとめく ツリー)」を、2023年6月に発売いたします。
「HitomeQ Tree」は、介護記録と介護請求機能を備えたクラウド型介護記録請求システムです。「HitomeQ Tree」導入で 、日々の入力シーンに合わせてPC・スマートフォン・タブレットから適切なデバイスを選択し、誰でも場所を選ばず簡単に入力でき、業務効率化 が可能です。また、HitomeQ ケアサポートとの連携で、実態に沿った介護記録を基にしたアセスメントや納得性の高い計画立案、適切な介護実施や評価の振り返りが行え、利用者に最適なケアの提供を実現します。
【HitomeQ Treeが提供する価値】
「HitomeQ Tree」は、介護記録、ケアプラン作成、利用者管理、介護請求、インターネット伝送 といった日々の介護業務に必須な機能を備え、厚生労働省の科学的介護情報システム(LIFE)に対応しているクラウド型介護請求システムです。シンプルな画面設計と複数デバイスへの対応により、だれでも・どこでも・簡単に入力でき、業務の効率化が可能です。
1.シーンに合わせたデバイス選択で入力漏れなく確実な記録
食事や水分量、排せつといった情報は、ケアを実施したスタッフがその場でスマートフォンから素早く入力、ご家族との面会記録など詳細な入力が必要な情報は、タブレットなど大きめのデバイスで入力、正確性が求められる請求業務は、事務所PCから事務所スタッフが入力といったように、デバイスをスタッフが自由に選択することで、最適なタイミングで、入力漏れがなく精度の高い記録が可能となります 。
2.法改正時のバージョンアップに無償対応
3年ごとの介護保険法改正にあわせたバージョンアップは無償対応のため、追加費用がかからず安心して使用することできます。
3.施設系・居宅系・在宅系をラインナップし統一システムとして利用可能
介護業務支援サービス「HitomeQ ケアサポート」がサービス提供している介護施設系に加え、居宅介護支援や通所介護といった居宅系や在宅系に対応したラインナップがあるため、複数事業所の統一システムとして利用可能です。
4.「HitomeQ ケアサポート」との連携による最適ケアの実現
「HitomeQ ケアサポート」との連携により、「アセスメント、計画立案、実施、評価」 という介護過程におけるDXの実践を支援します。実態に沿った介護記録入力による正確なアセスメントを基に、納得性の高いケア計画を立案することができます。さらに、実施したケアの内容を入力して計画と比較すれば、適したケアが提供できたか評価できます。また、計画を「HitomeQ Tree」へ入力するとスタッフのスマートフォンに適宜通知される機能も近々搭載予定で、これにより適切なタイミングでの介護が可能となります。 このようなデジタルを活用した「デジタル介護過程」の実践により、必要な利用者に必要なケアを必要なだけ提供することが可能となります。
今後は、介護記録やADLデータといった利用者情報、シフトをはじめとしたスタッフ情報、介護報酬算定や加算取得の経営情報をつなげて介護施設の経営状況を可視化し、安定運営のサポートができるサービスを目指します。
【HitomeQ ケアサポートについて】
QOLソリューションズは、画像センシング技術と、介護現場の知恵や経験を融合して介護業務支援サービス「HitomeQ ケアサポート」を開発し、介護施設の課題分析をはじめとして、ICT環境の導入とオペレーション定着、さらに、今後ますます期待される科学的介護や個別ケア実現に向け、行動認識AI技術を活用し、介護施設の業務全体のDXをトータルに支援しています。また、介護施設入居者の居室内での行動データを自動取得することで実態に沿ったアセスメントが可能となり、入居者情報起点での介護計画をエビデンスに基づいて設計し、ケア品質の向上と業務効率化の両立を実現しています。