入間老人ホーム様
100室の特別養護老人ホーム。積極的にICT化を進められ、ケアサポートシステム(旧ケアサポートソリューション)の介護記録機能を活用することで、記録作業にかかる時間や朝の申送り時間を削減されています。
社会福祉法人 永仁会 入間老人ホーム
2018年6月当時 施設長(現在はご退任済)
髙里 彰様(左)
2018年6月当時 副施設長 兼 施設介護課長(現在は永仁会グループ介護事業統括部長)
髙橋 将哲様
介護主任
山本 ともみ様、島崎 秀明様
※2024年8月時点の情報です。
特別養護老人ホームはICT化を進めていくべきである
これからの介護施設は積極的にICTを導入していくべきとの考えがあり、今回建物を新しく建て替える機会に導入しようと比較検討を進めていました。入所者様すべてのお部屋に見守りシステムを入れたいと構想しておりましたので、ナースコールだと従来型施設の印象でした。ケアサポートシステムは情報共有の取りやすさ、転倒を検知するセンサーがありエビデンスとなるドライブレコーダーがあること、コニカミノルタのサポート力、などに優位性を感じました。個別にいろいろなシステムを組んで導入されるよりもコストパフォーマンスは抜群に高いと言えます。特別養護老人ホームは投資に制約がありますが、これからどんどんICT化を進めていくべきであると思います。
訪室までのお声がけやスタッフ間の内線通話で、ありがたさを実感
スマートフォンに検知通知が届くので、入所者様の状態を見ながらお声がけをしています。最初の静止画で危ないと思ったときは、まずすぐにお声がけするようにしています。また、「お待ちください」と優先順位をつけながら対応することもあります。実際は、離れたところから声をかけているのですが、入所者様はすぐ近くにスタッフがいるように感じ安心されるようで、待っていてくださることが多いですよ。要介護度が高く自分で寝起きできない入所者様でも声は聞こえていらっしゃるので、たまに危ない態勢になったらお声がけをしています。
また、スタッフ間では内線通話を活用しています。これまでは緊急時にケアや判断の相談をするのに、スタッフステーションの固定電話からPHSに電話を掛けたり、担当者を探すために歩き回ったりしないといけませんでした。今は、緊急時に限らずケアや判断の相談がすぐに行えるので本当に助かっています。
介護記録機能を利用してできたゆとりは入居者様のために記録作業にかかる時間や朝の申送り時間を削減
これまで入居者様の介護記録は紙に残していたため、一度に大勢のスタッフで見ることができず朝の申送り時にはスタッフみんなで集まって行っていました。ケアサポートシステムの介護記録機能は重要事項だけを残すことができ、スタッフはそれを見れば仕事が進められるので、申送りの時間を取られません。今は集まることなく、スタッフ各自がパソコンで介護記録を見て確認しています。朝の申送りや介護記録作成にかかる時間が減ったので、午後1時間ほどゆとりが生まれたと感じています。ゆとりができたためスタッフは時間に追われることなく、入所者様と折り紙をしたり、大正琴を演奏したりする時間を持てるようになりました。
フロア毎のチーム連携を重視
導入時は、フロア毎にプロジェクトを進めていくという感覚を持っていました。みんなで考えやっていこうとしていたので、一体感があり今に繋がっています。運用が始まってからは、コニカミノルタ社員のサポーターの方と二人三脚でやってこられたのが良かったです。運用サポートの効果は非常に大きいと思います。
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