ニチイホーム立川様
40室からなる介護付有料老人ホーム(特定施設)。入居者様と「時間を共有すること」を大切に、ケアサポートシステム(旧ケアサポートソリューション)をいち早く導入し個別ケアを充実されています。
株式会社ニチイケアパレス ニチイホーム立川
管理者
内田 健一郎様(左)
介護リーダー
岡田 啓一様(右)
※2017年8月時点の情報です。
当ホームのケアの特徴はお散歩やカフェに出かけるなどの外出アクティビティを積極的に取り入れていることです。入居者様と介護スタッフとの1対1のゆったりとした個別の関係が築くことができ、入居者様も介護スタッフも生き生きとしていて相乗効果が出ています。ケアサポートシステムはこの外出アクティビティを続けていくために、施設に残っている入居者様へのケアを効率的に行っていく面で一助になっています。
入居者様の状態に合わせて機能を設定
ケアサポートシステムはケアコール(ナースコール機能)に加え、入居者様ごとに起床、離床、転倒・転落、微体動検知の通知をON/OFF設定できる点が良いと思います。入居者様の状態に合わせて通知する機能を設定し、入居者様のケアに役立てています。これにより転倒を未然に防ぐ機会が増えました。
モノ(機械)のサポートにより、介護スタッフだからできるケアを手厚くしていこうと取り組んでいます。介護スタッフが生き生きと入居者様と接し、よりよいケアを行っていけるよう今後もケアサポートシステムを活用していきたいですね。ケアコールスイッチは持運びが簡単なので便利に使わせてもらっています。洗面スペースにケアコールスイッチを移動させ、洗面や歯磨きが終わったらコールしていただく、というような入居者様とのやりとりに使っています。離れた場所からでも入居者様の様子を静止画やライブ映像で確認でき、お声がけができるので助かっています。
株式会社ニチイケアパレス 第二事業部 部長
鈴木 麻里絵様(設備導入担当者)
新しい視点で好循環
ケアサポートシステムを立川・稲城の2施設に導入した目的は、介護現場の生産性向上と業務効率化により各現場のサービスをより良くしていきたかったからです。
ケアサポートシステムの導入に際して本部でもサポート体制を整えました。始めは慣れない機械などにどうしても拒否反応がでてしまうため、導入の理由や必要性を繰り返し伝え、入居者様だけでなく介護スタッフのためになるということをきちんと理解してもらうことを重視しました。また、入居者様のご家族に対しては、臨時の説明会を実施し理解を深めてまいりました。運用を始めてみると、見守りの際の対応などは新しい視点が入り改善できたことがありました。新しい視点が入ることで本部が指示するのではなく、現場が自ら客観的に「それって変更したほうが良いよね」と気づくことで改善の好循環につながっています。
入居者様に一番適切であり介護スタッフの手助けとなるような、システム作りの一環を担っていることに責任を持って取り組んでいます。今後は、介護現場にある色々なシステム基盤がケアサポートシステムなどと連携され、効率化が加速することを期待しています。夢物語ではなく、介護現場が本業に専念できる環境づくりが進んでいくことを願っています。
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