ケアホーム西五反田様

81室からなる軽費老人ホーム(特定施設)。中〜重度の介護専用ユニットにて認知症入居者様の見守りにご利用中。ケアサポートシステム(旧ケアサポートソリューション)を利用することで分かった入居者様の様子を踏まえ、入居者様お一人お一人への目配り・心配り・気配りを行っています。

社会福祉法人さくら会 ケアホーム西五反田 施設長
橋本 盾彦様(右)

施設部施設課長
小倉 貴之様(中央)

介護スタッフ
駒崎 真理様(左)
※2017年6月時点の情報です。

入居者様との対話を大切にし、生活能力を可能な限り活かしながら家庭的な環境で過ごせる施設を目指しています。地域に開かれた施設であり、1週間に300名を超えるご家族様が来館されます。入居者様主体の生活を送っていただけるよう目配り・心配り・気配りを行い、自らの残っている力を積極的に使っていただくようなケアをしております。入居者様のしたいことに耳を傾け、お声がけすることを重視しています。

介護現場に必要なものがコンパクトにまとまっている

ケアサポートシステムは介護専用(中〜重度)ユニットにて認知症入居者様の見守りに使っています。センサーマットを利用していた頃は、入居者様にもアラート音が聞こえるため見張られている感じがあったのではと想像しています。ケアサポートシステムは居室に設置されたセンサーから音が鳴ることが無いため入居者様への精神的な負担が少ないと思います。

導入前はケアコールがあった際は何が何でも駆けつけていたのですが、導入後はスマートフォンで状況を見て駆けつけるようになり心の負担が減りました。ケアサポートシステムの効果は半信半疑でしたが、実際に使用してみると想像以上に使い勝手が良いものでした。職員同士の情報共有にはスタッフ伝言板機能を活用しています。ケアコール機能はタイムラグが無く、スピーディーに動けています。介護現場に必要なものがぎゅっとコンパクトにまとまっている印象です。

施設ではお部屋の中で転倒・転落事故が発生することがあります。実際に転倒時の映像が残っていたことで、どのように転倒しどの部分をぶつけてしまったのかを適切に医師に伝えることができました。ご家族様へも事故の状況をきちんと説明できました。結果として、働きやすさにつながっています。

特に夜勤の場合は、ワンフロアを2名の職員で担当するため効率的なケアにつながり大変助かっています。夜間の入居者様の様子を把握するのは困難です。ケアサポートシステムによって新たに、お部屋を歩かれていたり、睡眠が浅く何度も起きられる方がいらっしゃることに気づかされることもありました。この気づきをもとに、入居者様お一人お一人への目配り・心配り・気配りを行っています。

スマートフォンは様々なスタッフが勤務の際に使用するため、風邪などの感染症対策が欠かせません。生活防水*なのでアルコール消毒ができ衛生的に使えています。
*防水機能のない端末もございます。

スマートフォンからの文字入力が不得手な職員がいますので、今後は音声入力でケア記録作成ができればさらに良いと思っています。