②腫瘍組織（FFPE）FFPE作製

FFPEブロックの取扱い

FFPEブロック作製における固定条件は、検査全体に最も大きな影響を与えます。FFPEブロック作製においては、必ず各種ガイドライン（「ゲノム診療用病理組織検体取扱い規程（日本病理学会作成）」や「がんゲノム検査全般に関する指針（日本病理学会・日本臨床検査医学会）」等）に記載された条件に従い、適切にお取り扱いください。以下にガイドラインの推奨条件を記載します。

③腫瘍組織（FFPE）薄切標本作製

未染色標本及びHE染色標本の準備

注意：コンタミネーションの防止

※「ゲノム診療用病理組織検体取扱い規程（日本病理学会作成）」及び「がんゲノム検査全般に関する指針（日本病理学会・日本臨床検査医学会）」に記載されている内容をご確認ください。FFPEブロックの薄切時に他検体とコンタミネーションを避けるため、以下の操作を行ってください。

④非腫瘍細胞（血液）

採血管及び採血後の取扱い

非腫瘍細胞（血液）検体として、有核細胞由来のDNAを検査に使用します。

注意：直ちに十分な転倒混和を行い、各種検体取扱いガイドラインに記載の条件に基づいて適切にお取り扱いください。