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中国・東莞の情報機器生産拠点が社会的責任監査で
RBAのプラチナ評価を取得グローバルサプライチェーンにおける企業の社会的責任
2024年7月4日
コニカミノルタ株式会社(以下 コニカミノルタ)は、中国の情報機器生産拠点のひとつであるコニカミノルタビジネステクノロジーズ(東莞)社(中国広東省)が、RBA(Responsible Business Alliance)の社会的責任監査で、最高位であるプラチナ認定を取得したことをお知らせいたします。プラチナ認定はコニカミノルタビジネステクノロジーズ(マレーシア)社に続き、2社目となります。
RBAは、世界の電子機器メーカーなど約200社で構成され、グローバルサプライチェーンにおける、労働、安全衛生、環境、倫理などの改善を進めています。コニカミノルタは2013年にRBAに加盟し、現在もメンバーとして活動しています。
RBAでは、これらの活動を評価するVAP(Validated Assessment Program)監査プログラムを提供し、プラチナ、ゴールド、シルバーの3つのレベルを設定しています。
コニカミノルタビジネステクノロジーズ(東莞)社では過去にすでにシルバー認定を取得していましたが、さらなる改善を進め、今回プラチナ認定を取得いたしました。
コニカミノルタビジネステクノロジーズ(東莞)社は、すべての職場が『品質に拘る』『基本に戻る』を指針とした、高いオペレーション力を誇るコニカミノルタの主力製品である情報機器の生産拠点です。そのモノづくりの根幹は人づくりであり、これまでも会社を我が家とする風土作りに注力してきました。昨今の環境変化のスピードに柔軟に対応すべく、更なる生産性や労働環境の向上、環境保護に関する取り組みを進めています。この度のRBAプラチナ認定は、労働、安全衛生、環境、倫理などが、RBA行動規範に適合し、最高水準のレベルであることが認められたものです。
【 コニカミノルタビジネステクノロジーズ(東莞)社の取り組み 】
コニカミノルタビジネステクノロジーズ(東莞)社は、使用電力の100%を再生可能エネルギー由来とするなど、中国国内でも環境保護活動を推進するトップランナーとなっています。また、労働環境の向上では、従業員の安全・安心を最優先とし、システムを活用した健康と労働時間管理や、従業員を守るリスク管理など様々な施策を全社一丸で継続的に取り組んでいます。さらに、地域貢献活動にも積極的に取り組んでおり、衣類リサイクル活動での衣類の譲渡、地域の清掃活動や寄付活動などを継続して行っています。
【 コニカミノルタのCSR調達の取り組み 】
コニカミノルタは、労働、安全衛生、環境、倫理などに配慮したサプライチェーンの構築を進めており、自社グループの生産拠点はもとより、サプライヤーとともに取り組む「CSR調達推進プログラム」を展開しています。
RBA行動規範をコニカミノルタのサプライチェーン行動規範とし、サプライヤーにCSR活動を要請するとともに、重要なサプライヤーにはCSR診断を行い、行動規範の実施レベルを確認しています。CSR診断の結果が目標に至らなかったサプライヤーには改善への取り組みを要請し、特に重要なサプライヤーや、改善を行っても目標を達成できなかったサプライヤーにはCSR監査を実施します。
CSR診断やCSR監査で明らかになった課題に対しては、コニカミノルタが直接改善を支援しながら、最終的にはサプライヤーの自主的なCSR活動となるよう、CSR調達推進プログラムに取り組んでいます。
コニカミノルタは、サプライチェーンにおいて社会的要請に沿ったCSR活動全体の質の向上に努めるとともに、メーカーとして高品質なモノづくりの実践とCSRに配慮した生産活動を実施していきます。
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