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新型コロナウイルス対策への貢献に東京都からお礼状
需要が急増したパルスオキシメータの供給に尽力

2023年6月30日

コニカミノルタ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:大幸 利充、以下 コニカミノルタ)は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、パルスオキシメータの供給において東京都に協力してきました。このたびその貢献に対して、東京都知事からお礼状をいただきました。
コニカミノルタは、ウィズコロナ、アフターコロナの時代においても医療従事者の指導の下でパルスオキシメータによる日常的なバイタルチェックがさらに広まることを目指し、パルスオキシメータの普及拡大に引き続き取り組んでいきます。

【 パルスオキシメータとは 】

パルスオキシメータ(pulse oximeter)は、指先などに光をあてることによって、経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)と脈拍数を採血することなく測定する装置で、病院の手術室や集中治療室、内科、呼吸器科、循環器科の外来・病棟などで幅広く使用されています。
現在主流となっている指先で測定するパルスオキシメータは、コニカミノルタが1977年に世界に先駆けて開発しました。その後も45年以上にわたり医療の現場に提供し続けています。
近年は医療機関内だけでなく、往診や訪問看護での使用、さらには慢性呼吸器疾患患者の自己管理、高齢者の家庭での体調管理のための使用も加わり、幅広い用途で高い評価を得ています。

【 新型コロナ禍におけるパルスオキシメータでの取り組み 】

新型コロナウイルスの感染拡大で、パルスオキシメータは血中酸素飽和度を測定し、呼吸がうまくできている状態かどうかを確認するための医療機器として認知度を高めました。その一方で、医療機器として認可を受けておらず適正な性能も確保できていない製品も出回り、それらを使うことで健康上のリスクが高まるというケースが報道されることもありました。
コニカミノルタは、主に医療機関向けにパルスオキシメータを販売してきましたが、新型コロナ禍で需要が急激に増加したことを受け、2021年に増産に向けてセキアオイテクノ株式会社と協業を開始しました。かつてパルスオキシメータの生産を委託していた同社が、再び生産を引き受けてくれたことで従来の約20倍*の生産能力を確保し、全国の自治体への製品供給に注力しました。

コニカミノルタはこれからも幅広い事業を通して安心・安全な社会への貢献を目指してまいります。

*2021年3月時点

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