トピックス

オフィスワーカーが知的生産性向上を健康な状態で実現する
「CASBEE-スマートウェルネスオフィス」最⾼位Sランクを
「Innovation Garden OSAKA Center」が取得

2023年5月24日

コニカミノルタ株式会社(以下 コニカミノルタ)の画像IoT/AI技術の連携・開発拠点である「Innovation Garden OSAKA Center」(大阪府高槻市、以下 IGOC)は、「CASBEE-スマートウェルネスオフィス」の最⾼位Sランクを取得しました。

CASBEE-ウェルネスオフィスは、「オフィスワーカーが知的生産性向上を健康な状態で実現する」ことを目的とした評価で、建物内で執務するワーカーの健康性、快適性に直接的に影響を与える要素だけでなく、知的生産性の向上に資する要因や、安全・安心に関する性能についても評価します。
IGOCは、セキュリティ・情報共有インフラ・メンタルヘルス対策医療サービス・健康維持増強プログラム・運動・満足度調査の6項目で満点の5点を獲得し、総合81.9点でSランクを取得しました。また、知的生産性の視点に基づいた評価においても、4項目すべてが4.4点以上となりました。

【 IGOCの取り組み紹介 】

1.知的生産性を向上させる工夫

様々なワークシーンを具現化する多様な設えがワークプレイス内にあり、知的生産性の向上を図っています。ABW(Activity Based Workplace/Working)により集中思考できる場からカジュアルに交流できる場など、様々な場を業務に応じて選んで働き、交流し新たな発想を巡らすことができます。

2. 健康維持のための運動促進

終業後や休憩時に運動しやすい環境づくりとして、敷地内にマルチコートやトラックといったスポーツ施設とともに、シャワーや更衣室を設けています。
また、階段の利用促進のために、階段を各フロア中央部に設けるなどアクセス性を向上させているほか、技術展⽰エリアを眺められるクランクを設けたりしています。階段がコミュニケーションの場としても機能できるよう、踊り場に作り付けのベンチを設けている場所もあります。

3. 空調設備のエネルギー効率的利用を促進

夏場の冷房効率を高めるために、外装には⾼断熱サンドイッチパネルとLow-E (Low Emissivity=低放射) 複層ガラスを採用しているほか、様々な日光を遮る工夫を施して、建物全体の空調負荷を低減させています。建物の特長として各フロアにバルコニーを設けており、上の階のバルコニーを利用した深い庇によって日差しを遮り、夏の暑さを和らげています。また、テラスの各所に多種多様な植栽を植えて、日陰を作ったり日射熱の負荷を弱めたりするとともに、地域の景観的な魅力向上も図りました。

【 IGOCについて】

IGOCは、関西エリアの画像IoT/AIの開発や事業創出のハブとなる拠点として2020年11月に開設しました。東京都八王子市の開発拠点とともに、東西2大開発拠点として画像IoT/AI技術のコア人財を両拠点に集約し、さらなる人財の拡充を進めています。
IGOCは、「第34回日経ニューオフィス賞」、「おおさか環境にやさしい建築賞」最高位の「大阪府知事賞」、「令和3年度おおさか気候変動対策賞特別賞(愛称:“涼”デザイン建築賞)」なども受賞しています。

関連リンク

ここに記載されている内容は、掲載日現在の情報です。お客様がご覧いただいた時点で、情報が変更(生産・販売が終了している場合や、価格、仕様など)されている可能性がありますのであらかじめご了承下さい。