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「Innovation Garden OSAKA Center」が
「おおさか環境にやさしい建築賞」で最高位「大阪府知事賞」受賞
2022年1月31日
コニカミノルタ株式会社(以下 コニカミノルタ)の画像IoT/AI技術の連携・開発拠点である「Innovation Garden OSAKA Center」(大阪府高槻市、以下 IGOC)は、環境に優れた取り組みをした建築主・設計者を表彰する「おおさか環境にやさしい建築賞」において、最高位である「大阪府知事賞」を受賞いたしました。
この度の受賞は、環境配慮に対する評価だけでなく、そこで働く従業員の健康や知的生産性への配慮についても高く評価されたものと考えております。
【受賞施設の特長】
1. 環境への配慮
コニカミノルタは、オフィスや研究棟を新設する際にも、CO2排出量削減に寄与する建築、設備、運営を考えて設計に反映させています。
IGOCでは、夏場の冷房効率を高めるために、南側の外装は⾼断熱サンドイッチパネルを採用し、北側および西側の深い庇によって日差しを遮り、外気温の影響を受けにくい仕様としています。
また、自然採光や自然換気など、積極的に自然エネルギーを活用しています。換気においては、屋上のトップライト(天窓)と1階に⾃然換気⼝を設け、室内外の温度などに合わせて換気口を⾃動で開閉させることで、⾃然換気性能を⾼めています。
さらに、コミュニケーション用に腰掛けが設置されている階段の踊り場などの照明では、人の動きを検知することで明るさを変化させて、人が活動する際は明るく、⼈の不在時は暗くすることで省エネルギーを実施しています。
これらをはじめとする様々な施策によって、IGOCは快適性と省エネルギー性とを両立させ、環境配慮に優れた建物として、国土交通省が主導する建物の環境性能評価「CASBEE(キャスビー)」で最高のSランクを取得しています。
なお、IGOCは環境面だけでなく、快適で機能的なオフィスである点も評価され、第34回「日経ニューオフィス賞」(日本経済新聞社・一般社団法人ニューオフィス推進協会主催)も受賞しています。
2. 健康や知的生産性への配慮
IGOCのコンセプトは「英知創造の場」「交流促進の場」「CI発信の場」「健康増進の場」の4つで、社員が健康的にのびのびと働き、社内外の人々と交流して新しい価値を創造できる施設を目指しています。
従業員の健康を維持・増進するために、休憩時間などにも気軽にスポーツができるよう、グラウンドやマルチコートに加えて、シャワールームも設けています。また、メンタル面でも健康に働けるよう、会議室や執務室などでも屋外の息吹を感じられる開放的な空間を数多く設け、さらに屋外のテラスには仕事ができるソトワークテラスや食事ができるガーデンカフェテラスを設けています。
【 IGOCについて】
IGOCは、関西エリアの画像IoT/AIの開発や事業創出のハブとなる拠点として2020年11月に開設しました。東京都八王子市の開発拠点とともに、東西2大開発拠点として画像IoT/AI技術のコア人財を両拠点に集約し、さらなる人財の拡充を進めています。
【「おおさか環境にやさしい建築賞」について】
大阪府と大阪市では、毎年、各条例に基づく環境配慮制度による届出を行った建築物の中から、他の模範となる特に環境に優れた取組みをした建築主・設計者を表彰する「おおさか環境にやさしい建築賞」を実施しています。
この中で最高位の「大阪府知事賞」は、環境性能だけでなく、設計・施工の省資源化、BCP対応、ワーカーの健康や知的生産性等が総合的に審査され、特に評価の高い建築物1点が選定されます。なお今回、部門賞(住宅部門、事務所部門、商業施設その他部門)としては、12点が選定されております。
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