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コニカミノルタ、医療機関向け多言語対応問診票を共同開発
~ 急増する訪日外国人受入れ医療機関を支援 ~
2018年3月22日
コニカミノルタ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:山名 昌衛、以下 コニカミノルタ)の新規事業開発を行うBusiness Innovation Center(BIC)Japan(以下、コニカミノルタBIC)は、社会医療法人緑泉会米盛病院様(鹿児島市)と共同で外国人患者の診療時に利用する多言語問診票を開発し、コニカミノルタBICが企画、販売する医療機関向け多言語コミュニケーション支援サービス「MELON」に新たに搭載します。
開発の背景
近年、訪日外国人や日本で働く外国人は劇的に増加しております。統計によると、訪日外国人数は2017年にて前年比19.3%増の2,869万人、外国人労働者数は2017年で前年比18%増の128万人とそれぞれ過去最高を更新しております(出典:観光庁・厚労省)。このような状況の中、医療機関における外国人患者の受入体制の支援をすべく、コニカミノルタBICは2016年11月に医療機関向けコミュニケーション支援サービス「MELON」を開発して販売開始しました。問診票は、外国人患者診療において特に重要なため、積極的に外国人患者を受け入れている医療機関のノウハウを取り入れ、今回の改良に取り組みました。
共同開発の内容
米盛病院様は、外国人患者受入れに豊富な経験を持ち、また外国人患者受入れに関する認証制度「JMIP」や海外からの渡航受診者受入医療機関である「ジャパン インターナショナルホスピタルズ」の認証を受けております。
コニカミノルタBICは米盛病院様の知見を活用し、共同で「MELON」の問診票機能を改良しました。今回の開発で問診票を外国人患者受入れに関する認証制度「JMIP」に対応させ、JMIPに沿った運用が可能になりました。
今後の取り組みについて
コニカミノルタBICは、今回改良した問診票機能を「MELON」に新たに搭載し、3月上旬より、全国の医療機関様に提供致します。JMIPをすでに取得している医療機関だけでなく、これから外国人患者の受入体制整備を行う医療機関に対しても、本サービスの導入によって外国人患者対応業務の効率化と品質向上の両立が可能となります。
今後も、コニカミノルタBICは、医療機関のニーズを汲み取り本サービスの改善を図っていきます。
医療機関向けコミュニケーション支援サービス MELONについて
外国人患者とのコミュニケーションにお困りの医療機関向けに、通訳サービス及び多言語問診票を搭載したタブレットを提供するサービスです。オペレーターによる通訳・通訳アプリ・診療科目別の多言語問診票を備え、医療機関における受付から退院までの様々な場面において、外国人患者とのコミュニケーションを支援致します。全国の救急医療機関を中心にご利用頂いております。
※対応言語:英語・中国語・韓国語・ベトナム語・ポルトガル語・スペイン語・ロシア語・タイ語の8か国語(2018年3月 現在)
コニカミノルタは、お客さまへの約束「Giving Shape to Ideas」のもと、お客様に新たなサービスや価値をお届けすることで、より良い社会の実現に貢献し、社会から支持され必要とされる企業を目指してまいります。
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お問い合わせ先
お客様 :コニカミノルタ株式会社 ビジネスイノベーションセンタージャパン
TEL:050-3187-7033
お問い合わせURL:https://melon.konicaminolta.jp/
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