ニュースリリース

コニカミノルタメカトロニクスがグループ国内拠点で初めて
RBAの社会的責任監査でプラチナ評価を取得
グローバルサプライチェーンにおける企業の社会的責任

2024年12月3日

コニカミノルタ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:大幸 利充、以下 コニカミノルタ)は、国内のデジタル印刷システム生産拠点であるコニカミノルタメカトロニクス株式会社(本社:愛知県豊川市、以下 コニカミノルタメカトロニクス)の本社工場が、RBA(Responsible Business Alliance)の社会的責任監査で、最高位であるプラチナ認定を取得したことをお知らせいたします。

RBAは、世界の電子機器メーカーなど約200社で構成され、グローバルサプライチェーンにおける、労働、安全衛生、環境、倫理などの改善を進めています。コニカミノルタは2013年にRBAに加盟し、現在もメンバーとして活動しています。
RBAでは、これらの活動を評価するVAP(Validated Assessment Program)監査プログラムを提供し、プラチナ、ゴールド、シルバーの3つのレベルを設定しています。

この度の認定によって、コニカミノルタグループの複合機およびデジタル印刷システムのトナーを除くグローバル全生産拠点で認定を取得しました。

コニカミノルタメカトロニクスは、コニカミノルタの主力製品であるデジタル印刷システムや画像、光学、精密に関するキーデバイスの生産拠点です。キーデバイス生産や組立で培った「生産技術」と技能をベースにした「現場力」、さらに生産ラインの自動化をはじめとするデジタル活用を組み合わせた「生産DX」を構築し、生産変革の「場」を創出し続けています。コニカミノルタメカトロニクスは、品質・環境・労働安全衛生・情報セキュリティ方針を策定し、その方針のもと、ISOマネジメントシステムに基づいた品質保証体制を整備することで、安全で健康な職場環境と、顧客や市場のニーズに応える品質の継続的供給を両立しています。

また、2021年より本社に太陽光発電システムを導入※1、2024年に再エネ100%※2を達成するなど、環境保護に関する取り組みを進めています。この度のRBAプラチナ認定は、労働、安全衛生、環境、倫理などが、RBA行動規範に適合し、最高水準のレベルであることが認められたものです。

【 コニカミノルタのCSR調達の取り組み 】

コニカミノルタは、労働、安全衛生、環境、倫理などに配慮したサプライチェーンの構築を進めており、自社グループの生産拠点はもとより、サプライヤーとともに取り組む「CSR調達推進プログラム」を展開しています。
RBA行動規範をコニカミノルタのサプライチェーン行動規範とし、サプライヤーにCSR活動を要請するとともに、重要なサプライヤーにはCSR診断を行い、行動規範の実施レベルを確認しています。CSR診断の結果が目標に至らなかったサプライヤーには改善への取り組みを要請し、特に重要なサプライヤーや、改善を行っても目標を達成できなかったサプライヤーにはCSR監査を実施します。
CSR診断やCSR監査で明らかになった課題に対しては、コニカミノルタが直接改善を支援しながら、最終的にはサプライヤーの自主的なCSR活動となるよう、CSR調達推進プログラムに取り組んでいます。

コニカミノルタは、サプライチェーンにおいて社会的要請に沿ったCSR活動全体の質の向上に努めるとともに、メーカーとして高品質なモノづくりの実践とCSRに配慮した生産活動を実施していきます。

※1:PPA(Power Purchase Agreement:電力購入契約)を利用
※2:再生可能エネルギー由来電力比率

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