ニュースリリース
複合機ソフトウェア開発に関する子会社をベトナムに設立
オフィス事業の収益基盤強化施策の一環としてハイレベルIT人財確保による開発体制最適化を推進
2024年9月17日
コニカミノルタ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:大幸 利充、以下 コニカミノルタ)は、FPTジャパンホールディングス株式会社(本社:東京都港区、社長:ド・ヴァン・カック、以下FPTジャパン)との合弁会社であるコニカミノルタFPTソリューションラボ株式会社の100%出資子会社として、ベトナムに「KONICA MINOLTA FPT Solution Labs Vietnam Co., Ltd. 」を設立いたしました。
急速に進むAI活用やDX推進により、ソフトウェア開発者などIT人財に要求されるスキルと業務環境が劇的に変化してきており、適正な人財確保が課題となっています。多様な顧客のニーズに応え持続的に事業を継続するためには、優秀で信頼性の高い次世代の開発者に技術やノウハウを継承し、新たな付加価値をグローバルな観点で創出する体制が求められています。
コニカミノルタは、FPTジャパンとの合弁会社としてコニカミノルタFPTソリューションラボ株式会社を4月1日付で設立し、複合機のソフトウェア開発の最適化と顧客への価値提供の維持拡大を進めています。このたび、この合弁会社の事業計画を具体的に推進する開発拠点としてベトナムに子会社を設立いたしました。
グローバルに事業展開し、豊富なハイレベルIT人財を擁するベトナム最大手IT企業であるFPTソフトウェアグループの開発リソースを最大限活用することで、中期経営計画で収益堅守事業と定めたオフィス事業の基盤をさらに強化し、安定的な収益を創出します。
【設立の背景と目的】
- 効率的に開発投資を行うことで、コニカミノルタのオフィス事業の収益基盤を強化し、安定的なキャッシュを創出する。高収益企業への回帰を目指す中期経営計画の一環
- 多様な顧客ニーズに迅速にかつ的確に対応するため、IT領域に幅広く豊富に人財を有し、最先端技術でグローバルに事業展開するFPTソフトウェアグループとの連携強化
- 発売後もアップデート、メンテナンスに必要となる複合機ソフトウェア開発の拠点を再構築、最適化することで、継続的な人財の確保と独自技術の維持
- 両社のシナジー効果を含めた新会社での技術蓄積による、複合機ソフトウェア開発を超えたオフィスソリューション開発など周辺領域への拡充
- オフショア開発、ITエンジニアのマネジメントを現地で行う体制の構築
【新会社の概要】
名称 | KONICA MINOLTA FPT Solution Labs Vietnam Co., Ltd. |
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本社所在地 | ベトナム ハノイ市 |
設立年月 | 2024年9月4日 |
役員構成 | 最高経営責任者 鍋島 孝元、他 取締役4名 |
資本金 | 1,000万円 |
事業概要 | コニカミノルタFPTソリューションラボ株式会社からのソフトウェア開発関連業務受託 |
KONICA MINOLTA FPT Solution Labs Vietnam Co., Ltd. は、コニカミノルタFPTソリューションラボ株式会社からソフトウェア開発を受託します。コニカミノルタとFPTソフトウェアグループから拠出された人財が技術資産の把握と蓄積のために、受託したソフトウェア開発の上流工程とプロジェクトマネジメントを担います。FPTソフトウェアグループ内にあるコニカミノルタのオフショア開発拠点やFPTソフトウェアの開発リソースと緊密に連携し、最大限活用することで共同開発を進めます。
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