ニュースリリース

TNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)フォーラムに加盟

2024年7月25日

コニカミノルタ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:大幸 利充、以下 コニカミノルタ)は、この度、TNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)フォーラムへ加盟しました。

コニカミノルタは、自然資本による事業への依存と影響、その評価及び機会とリスクに取り組んでいく姿勢を明確にするため、「自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD:Task Force on Nature-related Financial Disclosures)」の提言に賛同しています。今年の1月にスイスで開催された世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)においても、TNFDアーリーアダプター企業として登録が発表されました。6月に発行した有価証券報告書では、自然資本の依存と影響の評価及びその情報をTNFDフレームワークに沿って開示しています。この度のTNFDフォーラム加盟により、自然資本や生物多様性に関する情報開示を、さらに積極的に行ってまいります。

有価証券報告書での開示

中期的に取り組む活動計画の具体化にあたり、2023年9月に発表されたTNFDの提言内容を参照し、自社事業における地球資源及び生物多様性への依存と影響を評価しています。TNFDが提唱する9つのグローバル中核指標の視点においてイシューを抽出し、事業活動における自然への依存と影響を評価し、リスクと機会を特定しました。2024年3月期の有価証券報告書では、これらのリスクと機会について、表を用いて丁寧に説明しています。

地球資源使用ゼロに向けて

コニカミノルタは、2050年をターゲットとする長期環境ビジョン「エコビジョン2050」において「有限な資源の有効利用」に対し、地球資源使用ゼロに向けて、自社製品における地球資源使用量を90%以上削減するとともに、自社製品以外での地球資源の削減貢献量を拡大することを目標にしています。その方策として、自社製品やサービスの提供に使用する資源において、枯渇資源に該当する地球資源に依存しない事業形態へ変革するとともに、事業活動を通じた取組みにより非財務価値を財務と同期させて企業価値を向上することを目指しています。

※地球資源:原油や鉱物資源等の新たな採掘を伴う資源のことで、枯渇性資源と同じ意味。



コニカミノルタは、これからも環境経営を推進するとともに、ステークホルダーの皆様にも適切な情報開示を行ってまいります。

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