ニュースリリース

火災の初期発煙をAIで検知する
「FORXAI Safety Solution for Smoke Detection」を開発
火災の予防、早期対応に貢献

2023年6月14日

コニカミノルタ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:大幸 利充、以下 コニカミノルタ)は、初期発煙をAIで検知し火災の早期発見に寄与する「FORXAI(フォーサイ) Safety Solution for Smoke Detection」(以下 Smoke Detection)を開発しました。
コニカミノルタは、本製品を6月21日より東京ビッグサイトで開催される「日本 ものづくりワールド/製造業DX展」に出展し、7月には海外に先行して国内の関係会社であるコニカミノルタジャパン株式会社より発売する予定です。

近年、労働人口の減少などの社会課題が顕在化する中で、安全・安心の確保や生産性の向上を実現するために、DXによる社会課題の解決が求められています。コニカミノルタは、事業を通じて「社会における安全・安心確保」などの5つのマテリアリティ(重要課題)に取り組む中、画像IoTプラットフォーム「FORXAI」を駆使して、これら社会課題の解決に貢献することを目指しています。
Smoke Detectionは、さまざまなカメラの映像から画像解析AI(FORXAI Imaging AI)によって、立ち上る小さな煙を検出することが可能で、工場や廃棄物保管場所、可燃物保管場所などの施設において、火災の早期発見や迅速な対応によるDXを支援し、社会における安全・安心の確保に貢献します。

【 Smoke Detectionが提供する価値 】

1.画像解析AIがいち早く煙を検知、火災予防に貢献

Smoke Detectionには、施設内に設置されたカメラ映像のデータからFORXAI Imaging AIを用いて煙を検出するアルゴリズムが搭載されています。その検知結果を可視化することにより、設備管理者がビデオマネジメントシステム(以下 VMS )クライアント上で火災の前兆である煙発生をいち早く発見することができます。これにより、より初期段階での対応を支援し、火災予防に寄与します。

2.既存システムを利用可能なため導入が容易

既設のカメラやVMSサーバーなどの既存システムに、Smoke Detectionを搭載した解析サーバーを増設するだけで、容易に導入が可能です。また、VMSサーバー経由で複数台のカメラ映像の解析を行うことができ、設備管理者はVMSクライアント画面上で煙の検知を確認できます。
さらに、VMSの持つイベント・アクション機能を活用し、煙検知時に警告灯を点灯したり、スピーカーを鳴動したりすることで、煙の発生を確認することが可能です。
対応メーカーについてはお問い合わせください。

【 お客様のお問い合わせ先 】

コニカミノルタジャパン株式会社 画像IoTソリューション推進部
https://bs-offers.konicaminolta.jp/fm-mobotix-contact.html

【 日本 ものづくり ワールド/製造業DX展への出展について 】

コニカミノルタジャパン株式会社 製造業DX展 [東京] 出展
https://businesssolution.konicaminolta.jp/business/products/mobotix/news-press/2023/dx-tokyo/index.html

【「FORXAI Imaging AI」について】

コニカミノルタでは、画像IoTプラットフォーム「FORXAI」を構成する要素のひとつとして、画像からさまざまな事象を検知、解析する「FORXAI Imaging AI」技術を確立しています。これまでも、この技術を駆使して工場におけるガス漏えいや生産現場における設備の温度モニタリングなど、工場をはじめとする施設内でさまざまなものを可視化し、現場のDXに貢献してきました。
今後も「FORXAI」を通じて多彩なパートナー企業の技術や製品と連携しながら、サーマル画像をはじめとする画像IoTで、プラント、倉庫、物流エリアのモニタリングなど、さまざまな現場における「安全・安心」や「非接触・省力化」のニーズに応えていきます。
FORXAIサイト https://forxai.konicaminolta.com/

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