コニカミノルタ株式会社（本社：東京都千代田区、社長：大幸 利充、以下　コニカミノルタ）は、連結子会社であるコニカミノルタマーケティングサービス株式会社（以下　コニカミノルタマーケティングサービス）がゴウリカマーケティング株式会社（本社：東京都国分寺市、代表取締役：岡本 賢祐、以下　ゴウリカマーケティング）との間で合併契約を締結したことをお知らせいたします。
なお、本合併によりコニカミノルタマーケティングサービスにおけるコニカミノルタの持株比率は10.5％となり、連結の対象外となる見込みです。

【本合併の背景】

コニカミノルタは2025年までに事業ポートフォリオ転換を図るべく事業の「選択と集中」を推進しています。この戦略の一環としてマーケティングサービス領域の国内子会社であるコニカミノルタマーケティングサービスの再編を検討し、コニカミノルタが培ってきた経験とノウハウに加えて第三者資本と外部の知見を呼び込むことで、同事業の価値を最大化するとともに、コニカミノルタの資産効率を改善しうると判断いたしました。

【コニカミノルタマーケティングサービスについて】

コニカミノルタマーケティングサービスは、日本の大手企業における広告・販促物管理のコスト高に対処するため、独自のエコシステムでDX化を実現し、企業のマーケティングROIを最適化するサービスを提供しています。具体的には、「Magonote」「Go Insight」「Go Works」「Go Analytics」という4つのサービスを中心に展開しており、ブラックボックスになりがちな企業の販促活動を見える化することで、効率的かつ効果的な販促プロセスの構築・運用を実現しています。

【本合併の取引構造】

ゴウリカマーケティングは、コニカミノルタマーケティングサービスの元代表取締役である岡本 賢祐氏が、コニカミノルタマーケティングサービスの成長拡大を可能にする新経営体制構築のため、マネジメント・バイアウト（MBO）を目的として設立した特別目的会社（SPC）です。
今後ゴウリカマーケティングは、IT領域のスタートアップに実績を多く持つフェムトパートナーズ株式会社（ゼネラルパートナー：磯崎 哲也・曽我 悠平）が関与するファンドであるフェムトグロース・スリー投資事業有限責任組合から約6億円の出資を受ける予定で、コニカミノルタマーケティングサービスはゴウリカマーケティングとの合併によって新しい経営体制のもと事業成長を目指します。

【合併後新会社の概要】

名称	ゴウリカマーケティング株式会社
所在地	東京都中央区日本橋蛎殻町1-7-9　TQ茅場町
代表者の役職・氏名	代表取締役　岡本 賢祐
資本金等	9億円　※資本準備金を含む
事業内容	データサイエンスに基づくマーケティング支援サービス

【合併当事会社の概要】（2023年4月18日時点）

（1） 存続会社

名称	コニカミノルタマーケティングサービス株式会社
所在地	東京都千代田区丸の内2-7-2　JPタワー
代表者の役職・氏名	代表取締役　豊田 秀則
設立年月日	2015年1月9日
事業内容	データサイエンスに基づくマーケティング支援サービス

（2） 被合併会社

名称	ゴウリカマーケティング株式会社
所在地	東京都国分寺市
代表者の役職・氏名	代表取締役　岡本 賢祐
設立年月日	2023年3月24日

（3） スケジュール

2023年4月18日　合併契約締結
2023年6月1日　合併効力発生日

変更履歴
合併後新会社の概要の表中で代表者の氏名を「岡本 賢佑」としておりましたが、正しくは「岡本 賢祐」でした。お詫びして訂正します。[2023年4⽉19⽇]