ニュースリリース
北米でコニカミノルタ製ガス監視カメラの販売代理店契約を締結
ガス漏えいの可視化で社会課題の解決に貢献
2023年3月28日
コニカミノルタ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:大幸 利充、以下 コニカミノルタ)の100%子会社であるKonica Minolta Sensing Americas, Inc.(本社:米国ニュージャージー州)は、北米で電力会社や製造業向けに現場作業や専門的なサービスを提供している Southern Cross, Inc.(本社:米国ジョージア州、以下 Southern Cross)と販売代理店契約を締結しました。この契約により、Southern Crossは、コニカミノルタのガス漏えい検査システムの販売を開始します。
【契約締結について】
コニカミノルタは、今回のSouthern Crossとの販売代理店契約締結により、北米の電力会社市場におけるガス漏えい検査システムの導入を加速していきます。Southern Crossによると、コニカミノルタのガス漏えい検査システムGMP02は、他の光学式ガス検知カメラと比較して、優れた検出性能を有しているとのことです。また、GMP02は、エネルギー分野(電力会社、石油、ガス会社)で求められる炭化水素ガス、特にメタンガスの漏えいの早期発見と排出量の削減に貢献でき、米国環境保護庁(EPA)が発行する新規汚染源排出基準(NSPS)サブパートOOOOaにも準拠しています。GMP02は、公益事業部門の安全性の向上、漏えいによる損失の削減、温室効果ガス排出の特定、データ活用を支援する重要な役割を担っています。
【コニカミノルタが取り組む5つの重要課題】
コニカミノルタは、人口増加、少子高齢化、デジタル革命の進行、世界構造の多極化、気候変動の深刻化など、複雑化するマクロ環境の中、持続可能な開発目標(SDGs)やマクロトレンド、多様なステークホルダーからの要請事項を考慮に入れ、「解決すべき社会・環境課題」と「コニカミノルタの事業成長」の両評価軸でマテリアリティ分析(重要度評価)を行い、取り組むべき 5つのマテリアリティ(重要課題)を設定しています。
コニカミノルタのガス監視ソリューションは、ガス漏えいの可視化というアプローチから「社会における安全・安心確保」、「気候変動への対応」を通じて社会課題解決に貢献します。
【ガス監視ソリューション】
コニカミノルタのガス監視ソリューションは、コア技術である光学設計技術や画像処理技術を応用することで、ガスがどこからどの程度漏えいしているか、誰でも直感的に判別可能な可視化システムを実現しています。これにより、プラントの現場における「異常発生の抑止・早期発見」「保全対応箇所の優先順位付け」「保全員の熟練度によらない早急かつ適切な保全実施」を後押しすることで、顧客の安全・安心確立に繋げるとともに、高い温室効果を持つガスの漏えいに伴う気候変動への影響を抑制することに貢献します。
【Southern Cross について】
Sparus Holdingsのグループ会社で、電力会社や製造業向けに現場作業や専門的なアウトソーシングサービスの提供を75年、行っています。Sparus Holdingsは、同一のファミリーブランドとして、ガス管の検査と漏れ検知、公共施設の検針サービス、公共施設の位置確認サービス、現場ベースのプロジェクト監督、プロジェクト管理および制御、その他の関連サービスを提供しています。
【Konica Minolta Sensing Americas, Inc.について】
コニカミノルタのグループ会社で、北米において計測ソリューションを提供しています。 今後は、Southern Cross とのパートナーシップを通じて、社会における安全・安心の確立と気候変動への対応といった社会課題の解決に貢献できることを期待しています。
【関連リンク】
ガス監視ソリューション(日本語):
https://www.konicaminolta.com/jp-ja/gas/index.html
Inspection Support Solution(英語):
https://www.konicaminolta.com/us-en/gas/index.html
*) 画像ははめ込みイメージです。
スマートフォン、タブレットは本システムに含まれません。
ハンディ型ガス漏えい検査システム:GMP02
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