ニュースリリース
ウクライナ避難民受け入れを支援する
自治体・行政向け多言語通訳サービス「KOTOBAL」
機械通訳にウクライナ語を追加
2022年4月19日
コニカミノルタ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:大幸 利充、以下 コニカミノルタ)は、自治体・行政向け多言語通訳サービス「KOTOBAL(コトバル)」の機械通訳にウクライナ語を追加しました。
コニカミノルタでは、行政機関や自治体の受付窓口での外国人とのコミュニケーションをサポートするサービスとして、AIによる機械通訳に行政用語を登録したタブレット型の多言語通訳サービス「KOTOBAL」を2020年に発売し、現在、全国の多くの行政窓口で利用されています。この度、ウクライナ避難民の受け入れに携わっている名古屋市などの要望を受け、「KOTOBAL」の機械通訳にウクライナ語を追加しました。ウクライナ語の対応は、コニカミノルタが提供する医療機関向けコミュニケーション支援サービス「MELON(メロン)」でも行います。
【 自治体・行政向け多言語通訳サービス「KOTOBAL」とは 】
「KOTOBAL」は、行政や自治体で使用する行政用語が翻訳できる多言語通訳サービスです。機械通訳とビデオ通訳を利用できるので、あらゆる場面で最適なコミュニケーションを実現します。全国の自治体窓口や教育機関を中心に利用されているほか、希少言語の対応が求められる新型コロナの宿泊療養施設等で導入されています。
対応言語(31言語):
ウクライナ語/英語/中国語(簡体字・繁体字)/韓国語/スペイン語/ブラジルポルトガル語/ベトナム語/ヒンディー語/ロシア語/タイ語/フランス語/タガログ語/ネパール語/インドネシア語/ドイツ語/イタリア語/マレー語/ミャンマー語/クメール語/モンゴル語/アラビア語/ウルドゥー語/オランダ語/シンハラ語/デンマーク語/トルコ語/ハンガリー語/ポーランド語/ポルトガル語/ラーオ語/日本語(音声筆談・手話・やさしい日本語)
【 名古屋市での取り組み事例 】
◆窓口相談(通訳用タブレットに新たにロシア語等を導入)◆
名古屋国際センターにおいては、避難してきた方や在住外国人市民に対する生活情報等の提供や相談について常時対応しております。
ウクライナからの避難民の皆様を支援するため、通訳用タブレットにロシア語を導入しました(ウクライナ語の機械翻訳などについても検討中です)
(4/6付け名古屋市のウェブサイトより)
上記は、ウクライナ語が追加される前に公開された、名古屋市のウェブサイトです。名古屋市などの要請により、コニカミノルタはウクライナ語導入の準備を進め、4月7日より提供を開始することができました。
これまで、ウクライナ避難民の受け入れでは、ロシア語を用いて対応していましたが、ウクライナ語の追加により、母語を使ったコミュニケーションが可能になりました。
コニカミノルタグループは、ウクライナの紛争で犠牲になられた方々へ深い哀悼の意を表します。この人道危機に対して、グループとして様々な支援、対応を進めてまいります。
【お客様のお問い合わせ先】
コニカミノルタ株式会社 Business Innovation Center
https://kotobal.konicaminolta.jp/
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