ニュースリリース
「世界で最も持続可能な100社」に4年連続5度目の選定
2022年1月20日
コニカミノルタ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:山名 昌衛、以下 コニカミノルタ)は、「2022年 世界で最も持続可能な100社:2022 Global 100 Most Sustainable Corporations in the World」(以下 2022 Global 100)に選定されました。2011年、2019年、2020年、2021年に次いで、4年連続5度目の選定です。
Global 100は、カナダのCorporate Knights社が、環境・社会・ガバナンスや、ダイバーシティ、イノベーション能力、環境配慮製品の売上比率などについて評価し、持続可能性の高い企業を選出した結果を、世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(通称「ダボス会議」)に合わせて発表するものです。しかし、今年は新型コロナ禍によりダボス会議が夏に延期され、Global 100の結果が先に発表されました。
2022 Global 100は、世界の主要企業売上高10億ドル以上の企業6914社を対象に評価し、日本企業では3社が選出されています。
コニカミノルタは、独自の画像IoTプラットフォーム「FORXAI(フォーサイ)」をベースとしたDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進し、顧客の“みたい”というニーズに応えるソリューションを提供することで、将来的な社会課題の解決に貢献していきます。
例えば、事故を未然に防ぎ社会における安全・安心を確保するために、非接触・遠隔でプラントでのガス漏れを見える化する「ガス監視ソリューション」や、橋梁の内部鋼材破断を非破壊で検査できる「SenrigaN(センリガン)」を提供しています。さらに、健康で高い生活の質の実現のために、医療機関向けの「オンライン診療サービス」や、AIで医師をサポートする「胸部X線画像診断支援ソフトウェア」など、多様な領域において社会課題を起点とする新たなソリューションを提供してきました。
また、地球全体の喫緊の課題である気候変動問題にも正面から向き合ってきました。自社の環境負荷低減だけでなく、そこで得た環境技術・ノウハウを取引先や顧客にも提供することで、2030年までに自社の排出量以上のCO2削減を実現する「カーボンマイナス」の取り組みを進めています。さらに、環境負荷低減のためのエコシステムとして2020年に立ち上げた「環境デジタルプラットフォーム」では、参加企業が当初の16社から58社まで拡大しました。異業種が知恵を出し合い、情報を利用することで効率を上げるとともに、企業間の連携による環境課題解決の迅速化、そして共創によるイノベーション創出を促進させ、地球規模での環境課題解決に寄与していきたいと考えています。
コニカミノルタは、これまでの事業で培ってきた強みと最先端のデジタル技術とを組み合わせ、高付加価値な製品・サービスを提供することで、「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成にも貢献してまいります。
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