ニュースリリース
キンコーズの「オンデマンドMPM ECO配送サービス」を
「サステナブルソリューション」に認定
配送距離の短縮でCO2排出量を66.7%削減
2022年1月12日
コニカミノルタ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:山名 昌衛、以下 コニカミノルタ)は、グループ会社のひとつであるキンコーズ・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、社長:渡辺 浩基、以下 キンコーズ)の新サービス「オンデマンドMPM(エムピーエム) ECO配送サービス」(以下 MPM-ECO配送)を、「サステナブルソリューション」に認定いたしました。
「サステナブルソリューション認定制度」新設以降で、グループ会社のソリューションが認定を受けるのはECO配送が初めてです。
【 キンコーズの「オンデマンドMPM」とは 】
「オンデマンドMPM(Marketing Production Management)サービス」は、パンフレットやPOPなど多数の販促物の発注フローや在庫情報を、クラウド上で一括管理できるシステムです。
これによって、必要な時に必要な量だけ印刷できる「オンデマンド印刷」が可能となり、オフセット印刷で大量生産して在庫保管する方法に比べ、過剰な資源利用と廃棄物の発生を防ぐことができます。
【 MPM-ECO配送が提供する価値 】
キンコーズの「オンデマンドMPMサービス」を利用している顧客の多くは、全国各地に支店やチェーン店を保有していますが、MPM-ECO配送ではキンコーズの店舗ネットワークを活用して地方ごとに印刷拠点を確保し、これらの支店やチェーン店への個別配送の距離短縮を行います。当初は、北海道、東京、名古屋、大阪、広島、福岡を拠点としてサービス開始します。これにより、従来の配送と比較して納品までの時間を短縮するとともに、CO2排出量を66.7%削減することができます。
MPM-ECO配送では、キンコーズの直営店やフランチャイズ店だけではなく、コニカミノルタのデジタル印刷システムを導入している印刷会社にも協力を仰ぎ、配送距離の短縮を加速させます。既に、デジタル印刷システム「AccurioPress(アキュリオプレス)」を導入中の印刷会社が北海道の拠点となっています。今後は、拠点となるキンコーズ店舗と協力印刷会社を増やすことで、より配達先に近い場所での印刷を可能にし、配送距離をさらに短縮する予定です。
[ MPM-ECO配送のサステナブルソリューション認定理由 ]
働きがい向上及び企業活性化 | ・チラシ印刷用データ作成の自動化により省力化を実現 ・発注工程自動化による工数削減を実現 | |
気候変動への対応 | ・配送距離最短化によるCO2排出量を大幅に削減 | |
有限な資源の 有効利用 | ・オフセット印刷+在庫による運用から、オンデマンド印刷運用に変更することで廃棄・在庫を削減 |
【 コニカミノルタの「サステナブルソリューション認定制度」とは 】
コニカミノルタは、2011年より導入している環境配慮型製品の創出を促進する独自の仕組み「グリーンプロダクツ認定制度」の対象に「ソリューション」を加えるとともに、環境だけでなく社会課題解決にもつながる製品やサービスを広く認定するため、2020年度に「サステナブルソリューション認定制度」を新設しました。
新しい制度のもと、顧客のDXを促す製品・サービスを提供することで、顧客のビジネスを支援するとともに、業務効率化に伴う環境負荷の低減にも寄与していきます。
コニカミノルタは、「サステナブルソリューション認定制度」を通じて、SDGsの実現に寄与すると同時に、社会から信頼され、選ばれる企業として、社会とともに持続的な成長を目指します。
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