ニュースリリース

持続可能な技術の国際的マーケットプレイス
「WIPO GREEN」にパートナーとして参画
知的財産領域におけるSDGsへの取り組み

2019年12月5日

コニカミノルタ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:山名 昌衛、以下 コニカミノルタ)は、国連の世界知的所有権機関(WIPO、ワイポ)が運営する持続可能な技術のマーケットプレイス「WIPO GREEN」に、この度パートナー企業として参画しました。

環境問題は地球規模の緊急課題であり、1社だけの努力で解決できるものではありません。コニカミノルタでは既に、自社内で蓄積してきたコスト削減や売上に貢献する環境経営のノウハウをオープンにし、1,000社以上の企業へ提供してきました。

今回は、知的財産領域におけるSDGsへの取り組みとして、持続可能な社会の実現をめざす技術移転のための国際的なプラットフォームである「WIPO GREEN」にパートナーとして参画するものです。知的財産部門が中心となり、独占権と考えられがちな特許権を特定の分野において開放することによって、新しい時代の知的財産の活用の在り方を模索しながら、自社が開発した環境関連技術でSDGs(持続可能な開発目標)の達成に貢献いたします。

パートナーとしての参画に先立ち、コニカミノルタにおいて次世代エネルギーの観点から研究開発を進めてきた、集光型太陽熱発電に用いられるフィルムミラーに関する特許群と、低照度でも発電能力が得られる色素増感太陽電池に関する特許群を、「WIPO GREEN」に登録しました。
これからも、より広くより積極的に知的財産を通じた社会課題解決への取り組みを進めてまいります。

◆「WIPO GREEN」について

「WIPO GREEN」は、2013年に世界知的所有権機関(WIPO)によって設立されました。オンラインデータベースとネットワークで構成され、新しいテクノロジーの所有者を、グリーンテクノロジーの商用化、ライセンス供与、または配布を検討している個人または企業と結びつけることで、グリーンテクノロジーの革新と普及を促進するだけでなく、気候変動への取り組みにおける発展途上国の取り組みにも貢献しています。

関連リンク

ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日現在の情報です。お客様がご覧いただいた時点で、情報が変更(生産・販売が終了している場合や、価格、仕様など)されている可能性がありますのであらかじめご了承下さい。