「AccurioLabel 230」が提供する価値

「AccurioLabel 230」は、短納期・小ロットのラベル印刷ニーズに最適な生産性を持つコンパクトなマシンでありながら、オフセット印刷に迫る高品質出力を実現します。これにより、大型で高額なデジタル式ハイエンド機でなくとも、ラベルに高いクオリティを付加できるものと考えています。
デジタル印刷ならではの付加価値を活かし、ラベル製造会社のみならず、ラベル印刷にもビジネスを拡大したい印刷会社、さらにはラベルを内製したいローカルブランドオーナーなどへも、新たなビジネスを生むシステムとして提案してまいります。

「AccurioLabel 230」の主な特長

1．印刷スピードアップと印刷ジョブ切替え時間の短縮で総生産性を向上

ほとんどのタック紙(粘着紙)とタックフィルムが毎分23.4mのスピードで印刷可能となり、従来機に比べ、タック紙で1.7倍、タックフィルムで2.5倍のスピードアップとなりました。また、ジョブ切替え時のウォームアップ時間も30秒以下と、従来に比べて約10分の1に短縮されました。
これらを総合した実質的な生産時間は、例えば従来機では46分かかるタック紙100m×3ジョブが22分でできるようになり、約半分に短縮することができます。さらに、連続印刷長が300mから1,000mに拡大したことで、大量印刷時でも用紙差し替え時間が短縮されるとともに、用紙のロスも削減することができます。

2．白印刷した透明フィルムへの追い刷りや両面印刷など活用幅を拡大

透明なフィルムなどに印刷する際、不透明な白地を印刷(白印刷)した上にカラー印刷を行いますが、一般的に、デジタルのホワイト印刷はランニングコストが掛かるため、白地をあらかじめアナログ印刷で刷った上に、デジタル機で「追い刷り」としてカラー印刷を行うことにより、低コストと高品質の両立が可能になります。
コニカミノルタは、追い刷りする位置を自動的に高精度に調整できる「追い刷りキット」をオプションに用意することで、効率的で経済的なラベル印刷ソリューションを提供します。「追い刷りキット」は、アナログ印刷機で白地とともに印刷された位置の目印となるアイマークを、センサーで検知することにより、追い刷りの位置の自動調整を可能にします。
また、裏側になる剥離紙側への印刷や、イベントチケットなどラベル以外の印刷物において、両面印刷が必要な場合にも、「追い刷りキット」のアイマークセンサーで裏面と位置を合わせて表面に追い刷りをすることができ、本機の活用の幅を大きく広げることができます。

主な仕様

*：アンワインダーとリワインダーを含む。

お客様のお問い合わせ先

コニカミノルタジャパン株式会社　お客様相談室 TEL:0120-805-039