ニュースリリース
コニカミノルタ、札幌市における行政事務の効率化支援などに協力
連携協定を締結し、協働で行政改革や市民サービス充実を目指す
2019年5月17日
コニカミノルタ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:山名 昌衛、以下 コニカミノルタ)は、本日、札幌市(市長:秋元 克広)と行政事務効率化などに関する連携協定を締結しました。本協定を通じて、コニカミノルタは、人口減少や超高齢化社会に直面する地方行政の課題に協働で取組み、自社実践で培ったノウハウを活用して、行政業務の見える化を通じた業務改善策の提案を行うなど、札幌市の行政改革推進、市民サービスの充実を支援していきます。
連携協定締結の狙い
2040年には高齢者人口が最大になることが見込まれるなか、急速に進展する少子高齢社会、人口減少社会による労働力不足の局面においても市民サービスを維持し向上させることが全国的な行政課題となっています。
コニカミノルタは、システム活用による効率的なナレッジ共有やRPA※による人的生産性向上、全従業員対象のリモートワーク環境を実現するなど、先進技術の導入やイノベーション、構造転換を通じた働き方改革を企業の生産性向上につなげる取組を実施してきました。
これらの自社実践を活かし、コニカミノルタは、行政サービスの高度化に取り組む札幌市と密接に連携しながら、現在全社を挙げて推進しているIoTによる業務プロセスの根本的な変革で培ったノウハウを活用し、現場での行政業務見える化の促進に寄与することで、行政サービスの高度化や生産性向上の加速を支援していきます。また、行政業務変革に役立つ新しいサービスソリューションの実証実験などでも札幌市と協働することで、今回の連携を通して蓄積されたデータに基づく新たなビジネス創造や地域発展へ貢献していきます。
※RPA (Robotic Process Automation) :パソコンでの定型作業の自動化
具体的な連携事項
- 行政業務の見える化による業務改善に向けた課題の抽出
- 職場環境整備におけるICT活用
- 人材育成や職場風土の醸成
これからもコニカミノルタは、画像やデータ解析を駆使して見えないものの見える化を実現するデジタルイノベーションを通じて、社会の進化のために新たな価値を創出すべく、業種業態ごとに抱える課題を可視化し生産性向上やワークフロー変革に貢献していきます。