ニュースリリース
ESG投資指標「Dow Jones Sustainability World Index」で
2年連続 産業セクターリーダーに選定
2018年9月25日
コニカミノルタ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:山名 昌衛、以下 コニカミノルタ)は、世界的に権威のあるESG投資指標の一つ「Dow Jones Sustainability World Index」(DJSI World)に7年連続で採用され、昨年に続いて経済・環境・社会の3側面トータルで最高点を獲得し、産業セクターリーダーに選定されました。
また、「Dow Jones Sustainability Asia Pacific Index」(DJSI Asia Pacific)にも10年連続で採用されました。
コニカミノルタは、「Computers & Peripherals and Office Electronics(コンピューター・周辺機器および事務用電子機器)」の産業セクターにおいて、環境側面で5年連続の1位、社会側面でも初の1位を獲得し、トータルでも最高点を獲得して2年連続産業セクターリーダーとなりました。
また、経済側面でも10項目中「マテリアリティ」「リスク/危機管理」「顧客関係管理」「税務戦略」「イノベーションマネジメント」「プライバシー保護」でセクター最高点を獲得しました。
コニカミノルタのCSR活動
1.コニカミノルタの「6つのマテリアリティ」
コニカミノルタは、CSR活動でのマテリアリティを、次の6つに特定しています。
◆環境 ◆ソーシャルイノベーション ◆顧客満足度向上と製品安全 ◆責任あるサプライチェーン ◆ヒューマンキャピタル ◆ダイバーシティ
これらのマテリアリティに沿った取り組みをグループ全体でグローバルに推進することで、「地球環境課題の解決」「人間のクォリティーオブライフ向上」に貢献し、さらには2030年をゴールとした「SDGs(持続可能な開発目標)」の達成に貢献していきたいと考えています。
2.地球環境課題の解決への貢献
地球規模での環境課題を解決するには、自社だけの取り組みには限界があります。取引先や顧客、地域社会といったステークホルダーと連携することで、自社の責任範囲外のCO2を削減し、「カーボンマイナス※」の実現を目指しています。そのために、コニカミノルタの技術・ノウハウをステークホルダーと共有し、活動を進めています。
※カーボンマイナスとは:
2050年に自社製品のライフサイクル全体におけるCO2排出量を2005年度比で80%削減することに加え、ステークホルダーとの連携により、事業活動によるCO2排出量を上回るCO2排出削減効果を生み出していくコミットメントです。2050年にCO2排出量を80%削減できれば、残りの20%は約40万トンです。コニカミノルタが持つ技術やノウハウを活用して、ステークホルダーとともにCO2削減を進め、年間で40万トンを上回る削減効果を生み出すことができれば、コニカミノルタの活動による社会全体でのCO2排出量はマイナスになります。
3.社会課題解決に貢献する事業開発
コニカミノルタは、オフィス、医療、産業などの現場で働く人々のワークフローを変革することが、さまざまな社会課題の解決につながると考えています。これまで培ってきたコア技術にIoTやAI、ロボティクスなど、最先端のデジタル技術を積極的に取り込み、社会課題の解決に寄与するソリューションビジネスへの業容転換を進めています。
例えば、介護スタッフの業務負荷軽減を支援するサービスを提供することで、高齢化社会における介護課題の解決に取り組んでいます。
また、2017年度から本格的に開始した個別化医療への取り組みも、製薬企業への創薬支援、個々の患者様への診断支援を通じて、社会全体の医療費削減に貢献していこうというものです。
■DJSI Worldについて
DJSI Worldは米国のS&P Dow Jones Indices社とスイスのRobecoSAM社が提示する株式指標で、経済・環境・社会の3つの側面から企業の持続可能性を評価するものです。投資先企業のCSR経営や持続可能性を重視するグローバルな機関投資家にとって、DJSI Worldは、ESG投資の権威ある指標のひとつと認識されています。今回、世界の大手企業約2,500社を対象とする評価において、DJSI Worldには317社が採用され、日本企業はコニカミノルタを含む34社が選ばれました。
■参考情報:社外からの評価
上記の評価も含め、コニカミノルタは、グローバルなESG指数やCSR格付けで数々の高い評価を受けています。
Dow Jones Sustainability Index(米国、スイス) | ESG指数 | World Index (DJSI World): 2012年から連続で構成銘柄に組み込み Asia Pacific Index (DJSI Asia Pacific): 2009年から連続で構成銘柄に組み込み |
---|---|---|
FTSE4Good Index(英国) | ESG指数 | 2003年から連続で構成銘柄に組み込み |
FTSE Blossom Japan Index(英国) |
ESG指数 | 2017年新設当初から構成銘柄に組み込み |
MSCI ESG Leaders Indexes(米国) |
ESG指数 | 2010年から連続で構成銘柄に組み込み ※2010年より前の組み込み有無について情報なし ※2017年より名称変更 (旧:MSCI Global SRI) |
MSCI ジャパンESGセレクト・リーダーズ指数(米国) | ESG指数 | 2017年新設当初から構成銘柄に組み込み |
MSCI 日本株女性活躍指数(米国) | ESG指数 | 2017年新設当初から構成銘柄に組み込み |
モーニングスター社会的責任投資株価指数(日本) | ESG指数 | 2003年から連続で構成銘柄に組み込み |
RobecoSAM(スイス) | CSR格付け | 「ゴールドクラス」に選定(2018年2月) |
ISSイーコム(ISS-oekom) (ドイツ) |
CSR格付け | トップクラスの「Prime」認定を2011年から維持 |
エティベル(Ethibel) (ベルギー) |
CSR格付け | 「Ethibel Pioneer」及び「Ethibel Excellence」の投資ユニバースに選定(2018年3月) |
CDP(英国) | 環境格付け | 「気候変動Aリスト」企業として4回目の認定(2017年10月) |
関連リンク
ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日現在の情報です。お客様がご覧いただいた時点で、情報が変更(生産・販売が終了している場合や、価格、仕様など)されている可能性がありますのであらかじめご了承下さい。