ニュースリリース

GPIFのESG指数である全インデックスに2年連続 「FTSE4Good Developed Index」に15年連続で選定

2018年7月24日

コニカミノルタ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:山名 昌衛、以下 コニカミノルタ)は、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)※1が3つのESG指数として採用した責任投資(RI)インデックス「FTSE(フッツィー) Blossom Japan Index」「MSCI ジャパンESGセレクト・リーダーズ指数」「MSCI 日本株女性活躍指数」の構成銘柄として、2年連続で選定されました。

加えて、責任投資(RI)において世界で最も良く知られる指標のひとつである「FTSE4Good Developed(フィッツィーフォーグッド・ディベロップト)」※2インデックスにも15年連続で採用されました。

コニカミノルタのCSR

コニカミノルタは、2017年に策定した中期経営計画「SHINKA2019」において、お客様や人間社会の進化のために、潜在的課題を先取りし、その解決に資する新たな価値を創出し続ける「課題提起型デジタルカンパニー」となることを目指しています。この実現とともに、グループ全体で「地球環境課題の解決」「人間のクオリティ・オブ・ライフ向上」に貢献し、さらには2030年をゴールとした「SDGs(持続可能な開発目標)」の達成に貢献していきたいと考えています。

例えば、独自のセンシング技術と画像処理技術に、ICTを用いて開発した、介護ワークフローを変革するシステム「ケアサポートソリューション」で、介護スタッフの業務負荷軽減を支援するサービスを提供することで、高齢化社会における介護課題の解決に取り組んでいます。また、2017年度から個別化医療への取り組みを本格的に開始しており、製薬企業への創薬支援、個々の患者への診断支援を通じて、今後は社会全体の医療費削減に貢献してまいります。
地球環境課題の解決に向けては、2050年を見据えた長期環境ビジョン「エコビジョン2050」において「カーボンマイナス」という目標を設定しています。コニカミノルタが排出するCO2を2050年までに2005年度比80%削減することに加え、培ってきた環境技術やノウハウを取引先や顧客企業に提供することで、自社によるCO2排出量を上回るCO2排出削減を実現してまいります。

FTSE および MSCI のインデックスについて

「FTSE4Good Developed Index」は、グローバルインデックスプロバイダーである英国のFTSE Russellが、世界の企業を対象に、環境、社会、ガバナンスといったESGテーマの企業評価を行い、高い基準に合致した企業のみをインデックスに組み入れ、企業の持続可能性に関心を持つ投資家やRIファンドの選択基準として提供するものです。また、「FTSE Blossom Japan Index」は、日本企業の中からESGの対応に優れた企業を組み入れたインデックスとして新設されたもので、世界最大の公的年金であるGPIFのESGのパッシブ運用ベンチマークにも採用されました。

「MSCI ジャパンESGセレクト・リーダーズ指数」「MSCI 日本株女性活躍指数」も、世界的なESGリサーチ・指数のプロバイダーである米国のMSCI Inc.が、ESG指数として2017年に発表した指数で、両指数はGPIFにも採用されました。コニカミノルタは、「MSCI ジャパンESGセレクト・リーダーズ指数」では「人的資源開発」と「サプライチェーンと労働管理」の項目で高評価を得ております。

参考情報:社外からの評価

上記の評価も含め、コニカミノルタは、グローバルなESG指数やCSR格付けで数々の高い評価を受けています。

Dow Jones Sustainability Index(米国、スイス) ESG指数  World Index (DJSI World):
2012年から連続で構成銘柄に組み込み
Asia Pacific Index (DJSI Asia Pacific):
2009年から連続で構成銘柄に組み込み
FTSE4Good Index(英国) ESG指数 2003年から連続で構成銘柄に組み込み 
FTSE Blossom Japan
Index(英国)
ESG指数  2017年新設当初から構成銘柄に組み込み 
MSCI ESG Leaders
Indexes(米国)
ESG指数  2010年から連続で構成銘柄に組み込み
※2010年より前の組み込み有無について情報なし
※2017年より名称変更 (旧:MSCI Global SRI)
MSCI ジャパンESGセレクト・リーダーズ指数(米国) ESG指数  2017年新設当初から構成銘柄に組み込み
MSCI 日本株女性活躍指数(米国) ESG指数  2017年新設当初から構成銘柄に組み込み
モーニングスター社会的責任投資株価指数(日本)  ESG指数  2003年から連続で構成銘柄に組み込み 
RobecoSAM(スイス)  CSR格付け  「ゴールドクラス」に選定(2018年2月) 
ISSイーコム(ISS-oekom)
(ドイツ) 
CSR格付け  トップクラスの「Prime」認定を2011年から維持 
エティベル(Ethibel)
(ベルギー)
CSR格付け 「Ethibel Pioneer」及び「Ethibel Excellence」の投資ユニバースに選定(2018年3月)
CDP(英国)  環境格付け  「気候変動Aリスト」企業として4回目の認定(2017年10月)

※1:GPIFはGovernment Pension Investment Fundの略。厚生労働省が所管する、厚生年金と国民年金の年金積立金を管理、運用する独立行政法人。

※2:2017年10月に「FTSE4Good Global Index」から「FTSE4Good Developed Index」へ名称変更。

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