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ラベル印刷の少量多品種ニーズに応えるオンデマンドラベルプリンター「AccurioLabel（アキュリオラベル） 190」を発売
～コニカミノルタの産業印刷向けブランド「Accurio」にラベル機が仲間入り～

2018年1月30日

コニカミノルタ株式会社（本社：東京都千代田区、社長：山名昌衛、以下　コニカミノルタ）は、コンパクトながらオフセット印刷に迫る高品質出力が可能なオンデマンドラベルプリンター「AccurioLabel（アキュリオラベル）190」を、本日発売いたしました。

本製品は、2016年7月の発売以来わずか1年余りで100台を突破し、現在さらに多くでご利用頂いているオンデマンドラベルプリンター「bizhub PRESS C71cf」をコニカミノルタの産業印刷向けブランド「Accurio」に統合し、名称を「AccurioLabel 190」に変更したものです。それに伴い、フロントパネル下部の色を、グレーから上部と同じソリッドブルーとし、アクセントにシルバーラインを入れました。

「bizhub PRESS C71cf」の写真

「AccurioLabel 190」が提供する価値

「AccurioLabel 190」は、数千枚程度しか印刷されない地ビール向けラベルなどの短納期・小ロットのラベル印刷ニーズに最適な生産性を持つコンパクトなマシンでありながら、オフセット印刷に迫る高品質出力を実現します。これにより、大型で高額なデジタル式ハイエンド機でなくとも、ラベルに高いクオリティを付加できるものと考えています。
デジタル印刷ならではの付加価値を活かし、ラベル製造会社のみならず、ラベル印刷にもビジネスを拡大したい印刷会社、さらにはラベルを内製したいローカルブランドオーナーなどへも、新たなビジネスを生むシステムとして提案してまいります。

「AccurioLabel 190」の主な特長

1．市場ニーズに対応した高画質なミッドセグメント機

オンデマンド印刷機としてオフセット印刷並みの画質で定評のある「bizhub PRESS シリーズ」の印刷技術をラベルプリンターに組み込むことにより、プリント解像度1200dpi×1200dpi、256階調という、高画質で高精度な仕上がりの出力が可能です。
印刷速度は、紙種ごとに最適な速度に自動設定され、より安定した印刷を実現します。標準的なタック紙（粘着紙）で毎分13.5mの設定です。

2．地球環境と食品安全に配慮したトナー

画質と省エネ性能を向上させる重合法トナー「デジタルトナーHD^E」を採用しています。独自の低温定着技術により、消費電力低減に貢献するだけでなく、高い定着性能により、プラスチック製、光沢表面、マット表面など幅広い種類の用紙にも印刷ができ、プレコート^*1も不要です。
また、食品、飲料といった商品のラベルにも安心して使うことができるよう、FDA （Food and Drug Administration; 米国食品医薬品局）基準に準拠しています。

*1：トナーやインクの定着向上やにじみ防止などのために、印刷用紙に前処理として行う加工のこと。

3．長尺連続印刷に対応

ロール紙に印刷するため、最長1,195 mmの長尺連続印刷も可能です。これにより横断幕や垂れ幕、パノラマ写真の印刷などに対応でき、新たなビジネスを開拓します。

主な仕様

通紙速度（印刷速度）	18.9m/分、13.5m/分、9.45m/分 ※速度は紙種により異なります。
書き込み解像度／階調	1,200×1,200dpi／8bit（256階調）
対応用紙幅	250mm^*2
画像印字幅	最大240mm^*2
最大給紙 / 巻取り径	Φ500mm
通紙可能紙厚	60~250μm
プリントメディア	普通紙、グロス塗工紙、マット塗工紙、PPフィルム、PETフィルム、YUPO®^*3 ※紙製メディアはノンタック紙の印刷も可
外形寸法	3,160（W）×940（D）×1,480（H）mm ※操作部を含む
重量	949kg ※敷板は含まず

*2：導入時、用紙幅330mmにも選択可能。用紙幅330mmの場合は、最大印字幅は320mmとなります。
*3：合成紙。YUPO®は、株式会社ユポ・コーポレーションの登録商標です。

お客様のお問い合わせ先

コニカミノルタジャパン株式会社　お客様相談室 TEL:0120-805-039

今後もお客さまへの約束「Giving Shape to Ideas」のもと、商業・産業印刷分野におけるお客様の課題解決に貢献するソリューションを提供してまいります。