ニュースリリース

複数拠点の印刷機の色管理一元化を実現
クラウド色管理システム「AccurioPro Cloud Eye」を発売

2017年10月2日

コニカミノルタ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:山名 昌衛、以下 コニカミノルタ)は、本日、クラウドを利用した色管理システム「AccurioPro (アキュリオ プロ) Cloud Eye」を発売いたしました。

「AccurioPro Cloud Eye」は、離れた複数拠点の様々な印刷機に対して、クラウドを介して管理することで一元的なカラーマネジメントを実現します。また、印刷機の色再現状態の確認を、より簡便でより明確にするとともに、即時性も向上させます。
コニカミノルタは、「AccurioPro Cloud Eye」の投入により、顧客である印刷会社に対して、クライアントからの更なる信頼の獲得、新規クライアントの開拓、ビジネスエリアの拡大を品質管理の面から強力に支援できるものと考えています。

「AccurioPro Cloud Eye」が提供する価値

1.出力色の一元管理とデータ共有で、スピードアップとコスト抑制を両立

「AccurioPro Cloud Eye」は、従来、拠点ごとに別々の色管理ソフトで行われていた、色再現の判定方法、色設定方法、判定用グラフなどを、クラウドを使うことで複数の拠点、印刷機について一元化し、ウェブブラウザ上での確認を可能にしました。また、印刷時に管理したい特定の色や、その判定基準も社内外で共有することができます。
これにより、各拠点で印刷されるカタログの色を統一するなど、自社工場間、協力会社間の離れた拠点での出力色の管理において、現物を送るなどの手間が不要になり、色管理手順の統合も容易に行え、印刷のスピードアップとコスト抑制を両立させます。

2.日々の色管理を簡単かつ確実にし、オペレーターの生産性を向上

カラー印刷物の色は、個々の印刷機のコンディションや環境の影響を受けて日々変動するため、安定した色出力には日々の色管理が不可欠です。
「AccurioPro Cloud Eye」では、オペレーターは、あらかじめ管理者が設定した内容によるウィザード方式で出力したカラーウェッジ(色管理用出力サンプル)を測定することにより、印刷機の色再現状態の数値での確認と合否判定が行えるため、ミスなく短時間で印刷機の日常管理を実施でき、印刷稼働率の向上に貢献します。

「AccurioPro Cloud Eye」の主な仕様

ソフトウェアタイプ ウェブアプリケーション、Windowsアプリケーション
主な機能 色検証機能/レポート機能/プロファイル作成機能/データ共有機能
測定機能 主な対応チャート
  • IDE Alliance Digital 2009 / 2013
  • Ugra/Fogra media wedge V3.0
  • Japan Color control strip V1.0
  • 17 Patch Verification Chart
  • IT8.7-3, IT8.7-4, ECI2002, TC3.5
対応測定器
  • コニカミノルタ:FD-5/7シリーズ, ColorScout, FD-9
  • X-Rite:i1iSis/XL, i1iSis2/XL, i1Pro, i1Pro2, i1iO/2
使用環境 管理状況の閲覧、レポート機能
  • PC:Windows 7 / 8.1 / 10, OS X 10.11以降
  • 携帯端末:Android 4.4以降, iOS 7.0以降
測定作業(PCのみ)
  • Windows 7 / 8.1 / 10: Windowsアプリケーション

標準価格

スタンダードライセンス 月額 3万円(税別)
導入説明費用、保守サービス料金は、別料金となります。

お客様のお問い合わせ先

コニカミノルタジャパン株式会社 お客様相談室 TEL:0120-805-039

今後もお客さまへの約束「Giving Shape to Ideas」のもと、お客様視点に立った付加価値の高いソリューションの提供を通じて、グループ全体の企業価値を一層高めてまいります。

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