ニュースリリース
「平成28年度コニカミノルタ画像科学奨励賞」受賞者が決定
2017年2月2日
公益財団法人コニカミノルタ科学技術振興財団(理事長 太田 義勝:コニカミノルタ株式会社 特別顧問、以下 財団)は、光と画像領域の研究に従事する若手研究者を対象に公募した「平成28年度コニカミノルタ画像科学奨励賞」(助成金総額850万円)の受賞者を以下の通り決定しました。
基本テーマ | 光と画像領域でのイノベーション創出 |
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募集研究テーマ |
1. 光と画像に関する材料及びデバイスの研究 2. 光と画像に関するシステム及びソフトウェアの研究 3. 光と画像に関するその他の先端的な研究 |
応募数 | 42件 |
選考 | 三宅 洋一氏(千葉大学名誉教授)を委員長とする選考委員会において、発想の独創性、波及効果、計画の実現性等の視点から厳正な審査の上、受賞者を決定 |
受賞者およびテーマ
<奨励賞(優秀賞)(副賞 1件100万円)> 4名(五十音順)
北村 恭子(きたむら きょうこ)氏
京都工芸繊維大学大学戦略推進機構 講師
「光軸調整を必要としないワンチップ超解像光源の創製」
坂本 盛嗣(さかもと もりつぐ)氏
長岡技術科学大学技学研究院 助教
「偏光アドレス型広帯域光渦フィルタの開発と画像処理への応用」
佐藤 和秀(さとう かずひで)氏
名古屋大学大学院医学系研究科 医員
「光を用いた肺がん征圧の試み:フタロシアニン化合物と抗体を融合した新規肺癌近赤外光線免疫療法の開発」
田中 一生(たなか かずお)氏
京都大学大学院工学研究科 准教授
「高輝度固体発光性ホウ素錯体を基盤とした刺激応答性発光クロミズム材料の設計と高分子開発」
<奨励賞(副賞 1件 50万円)> 9名(五十音順)
岡田 豪(おかだ ごう)氏
奈良先端科学技術大学院大学物質創成科学研究科 助教
「次世代放射線治療に用いるサブミクロン空間分解能を有するイメージングプレートの開発」
加藤 知道(かとう ともみち)氏
北海道大学農学研究院 助教
「光合成機能の野外における面的リアルタイム把握のためのSIF計測カメラの開発」
神野 伸一郎(かみの しんいちろう)氏
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 准教授
「光学顕微鏡を利用しない革新的バイオイメージングを目指した蛍光プローブの開発」
岐部 佳朗(きべ よしあき)氏
名古屋市立大学放射線医学教室 研究員
「水の新しい性質を用いた陽子線CTの開発・研究」
篠田 一馬(しのだ かずま)氏
宇都宮大学大学院工学研究科 助教
「フォトニック結晶型フィルタアレイによる分光偏光同時イメージング」
白木 智丈(しらき ともひろ)氏
九州大学大学院工学研究院 助教
「分子認識に基づく発光特性変調をセンシング機能として融合した近赤外発光性ナノプローブの開発」
武居 淳(たけい あつし)氏
お茶の水女子大学ソフトマター教育研究センター 特任助教
「切り紙 / 弾性体構造を用いたストレッチャブルディスプレイ」
田中 康裕(たなか やすひろ)氏
東京大学医学系研究科 助教
「粒子フィルタによる揺れ補正と神経細胞微小構造観察系の最適化で実現する神経細胞入出力の高速機能撮像」
萩森 政頼(はぎもり まさより)氏
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 准教授
「神経細胞における亜鉛シグナリングを可視化する分子内電荷移動制御型蛍光センサー分子の開発」
「コニカミノルタ画像科学奨励賞」は、独創的で挑戦的な若手研究者を奨励することを目的としています。今回優秀賞として選考された4件のテーマのような、斬新的なアイデアを奨励し、科学技術の発展に貢献する事が本奨励賞の趣旨です。当財団は、引き続きこの分野で活躍される方々を支援してまいります。
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コニカミノルタ科学技術財団事務局 TEL:03-6250-2120
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