ニュースリリース

コニカミノルタが「先端素材高速開発技術研究組合(Hi-Mat)」に参加
~理事長に コニカミノルタ 常務執行役 腰塚 國博 が就任~

2016年9月9日

コニカミノルタ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:山名 昌衛、以下 コニカミノルタ)は、経済産業省の認可を受けて2016年7月12日に設立された「先端素材高速開発技術研究組合(Hi-Mat)」に参加したことをお知らせします。Hi-Mat理事長には、コニカミノルタ 常務執行役 腰塚 國博が就任し、本日、Hi-Mat設立総会が開催されます。

Hi-Matにはコニカミノルタを含む民間企業16社が参加し、国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)とともに、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の超先端材料超高速開発基盤技術プロジェクト(以下 本プロジェクト)において、共同研究を進めます。

コニカミノルタ参加の意義

コニカミノルタは、これまでの材料開発の経験を通じて培ってきたノウハウや技術を活かし、本プロジェクトにおいてHi-Matの活動をリードしていくことで、日本の材料分野での国際的な競争力向上への貢献を目指します。
また、Hi-Matでの活動を通じて、コニカミノルタの材料開発力のさらなる進化を図ります。

コニカミノルタの材料開発の特長

コニカミノルタは、液晶偏光板用TACフィルム、重合法トナー、有機EL、蛍光ナノ粒子といった、世界でもトップクラスの材料技術を基に生み出された製品で、今日の産業社会や人々の生活に、さまざまな角度から多様な価値を提供しています。これらの高レベルな材料技術は、かつてのカラーネガフィルムや写真印画紙において、数多くの機能性化合物を自社で開発・評価したことがベースとなっています。
現在も、機能性有機材料について、分子設計、化学合成、分析評価といった開発プロセスのすべてを自社で行うことが可能であり、性能評価と連携を取りながら活発な材料開発を短期サイクルで行っています。本プロジェクトでは、シミュレーション手法の実証モデルとなる化合物について、構造、パラメーター、性能などのリアルデータが必要となりますが、コニカミノルタは、これらすべてのデータを迅速かつ正確に提供することができる材料開発力を保持しているといえます。

プロジェクト概要

本プロジェクトについては、次のウェブサイトをご覧ください。

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