ニュースリリース

韓国でプロダクションプリント事業を強化
~グループ初のプロダクションプリント専業販社を設立~

2016年9月1日

コニカミノルタ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:山名 昌衛、以下 コニカミノルタ)は、韓国ソウルに、グループ初のプロダクションプリント (以下 PP)専業販社 Konica Minolta Pro Print Solutions Korea Ltd.(以下 BPKR)を設立し、営業を開始しました。

新会社設立の狙い

コニカミノルタでは、PPのグローバル戦略において、アジア市場では中国に次ぐ市場規模を持つ韓国を重要視しています。韓国PP市場では、近年売り上げが大きく伸びているカラー機に対し、より高画質な印刷品質を安定して供給するための、高性能機とレベルの高いサービスが求められています。
コニカミノルタは、これまで韓国における情報機器の販売を、現地代理店を活用して展開してまいりましたが、特にデジタル印刷システムなどを販売するPP領域において、直販化による販売・サービスの強化が重要であるとの判断から、PP専門の販売会社を新たに設立しました。


デジタル印刷システム「bizhub PRESS C1100」

これにより、以下の効果発揮を狙います。

  • 顧客満足度の高いサポートサービスの提供により、ソウルを中心に事業強化し、韓国でのデジタル印刷システムの販売台数シェア1位を目指す。
  • グループ傘下のオンデマンド出力サービス会社Kinko's Korea Ltd.と連携することで、韓国のニーズに合った商品・サービスの展開を図り、韓国でのPP事業規模と業容の拡大を図る。

新会社概要

会社名称 Konica Minolta Pro Print Solutions Korea Ltd.
代表者 江口 史典(えぐち ふみのり)
所在地 #401, 804 Eonjuro, Gangnam-Gu, Seoul, Korea
事業開始日 2016年8月1日
資本金 1億ウォン
出資 コニカミノルタ株式会社 100%
事業内容 デジタル印刷システムなどのPP機器製品及び関連する消耗品、部品などの輸入販売・アフターサービス
人員規模 36名(初年度)

新会社開業までのスキーム

2016年4月にコニカミノルタの100%子会社としてBPKRを設立し、その後、BPKRを通じ、韓国における情報機器販売代理店であるテフン社(本社:ソウル)のPP販売事業を8月に買収すると同時に、BPKRでの事業活動を開始しました。

韓国での情報機器事業について
オフィス向けA3複合機 (MFP)の市場展開では、韓国Sindoh社(本社:ソウル)と連携し、トップポジションを堅持しています。PP領域でも、財閥系に強いSindoh社とBPKRとのシナジーを発揮してトップポジションを狙い、情報機器事業における韓国での地位を確立できるものと期待しています。
なお、テフン社は、コニカミノルタのオフィス向け複合機の販売代理店を継続します。

出展案内
BPKRでは、韓国のPP展示会「K-PRINT WEEK 2016」 (8月31日~9月3日開催)に出展し、デジタル印刷システムなどのプロモーションを行います。

今後もお客さまへの約束「Giving Shape to Ideas」のもと、PP分野で培ってきたコニカミノルタならではの、お客様ニーズに合致したソリューションや技術を提案してまいります。

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