ニュースリリース
MGI社製 B3サイズUVインクジェットスポットニスコーター「JETvarnish 3DS」
箔押しオプション「iFOILS」の国内納品を開始
~デジタル印刷システムとの組み合わせで、全工程をデジタル化~
2016年4月20日
コニカミノルタ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:山名 昌衛、以下 コニカミノルタ)は、B3サイズインクジェットスポットUVニスコーター「JETvarnish 3DS」及び箔押しオプション「iFOILS」の国内納品を、コニカミノルタジャパン株式会社(本社:東京都港区、社長:原口 淳、以下コニカミノルタジャパン)を通じて2016年4月より開始し、このたび国内第1号機が導入されました。
コニカミノルタは、産業印刷業界へ本格参入するにあたり、MGI Digital Technology(本社:フランス 以下MGI社)と2014年に資本・業務提携を行い、この4月には追加出資契約を締結しています。
「JETvarnish 3DS」及び「iFOILS」は、MGI社がコニカミノルタの要望に沿って、自社従来製品をトナー方式デジタル印刷機向けに改良、小型化した、コニカミノルタ向け特別仕様品で、両社の提携が活かされた初めての製品といえます。
顧客への提供価値
1.高級感のある印刷物が1枚から提供可能
「JETvarnish」シリーズは、UVインクジェット方式により、スポットニスコーティングや厚盛(3D)ニスコーティング、箔押しまで版や型を作らず1枚から印刷することができます。さらに、スクリーン印刷方式や従来の箔押し方式では不可能であった両面盛上げ加工や、銀箔の上に金箔を乗せるといった全く新しい技術によって、デザインの可能性を大きく広げます。
ダイレクトメールやリーフレット、ポスターやパッケージ印刷などに、より人目を引くためのニス厚盛や箔押しなどを施した高付加価値印刷をすることで、高級感のある印刷物の提供が可能になります。
2.全工程のデジタル化により、小ロット、オンデマンド対応を実現
従来機に比べ、トナーとの相性を高めたニスを使用することで、特にトナー方式デジタル印刷機向けの仕様となっています。コニカミノルタのデジタル印刷システム「bizhub PRESS(ビズハブ プレス)」シリーズと組み合わせれば、スポットニス加工、箔押し加工も含めた全工程がデジタル化でき、これまでは難しかった少ロット、オンデマンド対応が可能になります。
3.設置スペースや初期投資の課題を緩和
対応用紙サイズを従来機のB2サイズからB3サイズにすることでコンパクトになり、機器導入の際に課題となりやすい設置スペースや初期投資のハードルを下げました。
主な仕様
生産速度 | 最速で2,298枚/時(A3サイズ、15μ厚) |
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ニスコーティング厚 | 15~100μ*までの厚盛ニスコーティング可能 |
対応用紙サイズ | A4~364×1,020mm |
対応坪量及び紙厚 | 135g/m2・150μ~450g/m2・450μ |
外形寸法 | JETvarnish 3DS単体:4.25(W) × 1.13(D) × 1.80m(H) |
iFOILS装着時:7.86(W) × 1.24(D) × 1.80m(H) |
*TWIN BARオプション装着により最大200μまで厚盛ニスコーティング可能
お客様のお問い合わせ先
コニカミノルタジャパン株式会社 お客様相談室 TEL:0120-805-039
※ コニカミノルタジャパンは、MGI社の日本国内における総代理店となっており、2014年よりB2サイズの「JETvarnish 3D」及び箔押しオプション「iFOIL」を販売しています。
コニカミノルタでは、今後もお客さまへの約束「Giving Shape to Ideas」のもと、お客様視点に立った付加価値の高い製品とソリューションの提供を通じて、グループ全体の企業価値を一層高めてまいります。
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