ニュースリリース
コニカミノルタ、TBSテレビでクラウド型プリント情報交換網を構築
「早く」「きれいに」情報交換可能に
2016年3月24日
コニカミノルタ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:山名 昌衛、以下 コニカミノルタ)は、セキュアなクラウド型プリント情報交換網を株式会社TBSテレビ(本社:東京都港区、以下TBSテレビ)へ導入し、昨年12月より本格的に運用開始したことをお知らせします。
コニカミノルタは、TBSテレビに対し放送の正確性・迅速性・安全性を確保すべく、コニカミノルタの「INFO-Palette Cloud(インフォパレット クラウド)」サービスの基本技術を応用した、クラウド型プリント情報交換網「クラウド・プリント配信サービス」の運用テストを行って参りました。このたび、安定した稼働が可能であると判断し、運用を開始しました。
本ソリューションのイメージ図
今回ご提供するソリューション
コニカミノルタは、複合機とクラウドを連携させる事で、既存のワークフローを変えずに生産性と信頼性を高める「クラウド・プリント配信サービス」を提供しました。このサービスの特長は以下のとおりです。
- 放送局の使命である報道において、その生命線となる「情報」の迅速かつ確実な交換が可能。
- クラウド上でプリントコントロールすることによって、全国に情報を即時一斉配信することが可能。
- クラウド上で送信ログを管理することで、送信先に情報が届いているかが簡単に確認可能。
- クラウド上に配信設定を保存することで、複合機入れ替え・故障時のデータ移行が不要。
- 情報は複合機から高画質でプリントされるので、これまで読みにくかった表や文字の読みやすさが向上。
- 同報FAXに比べて、ランニングコストを大幅に削減可能。
- スキャン原稿を送信元に送る「セルフチェック機能」で、送信先での見やすさを事前に確認可能。
背景と課題
TBSテレビでは、全国27系列局への番組表や放送内容の伝達手段として、FAXの同報送信を使用した情報交換網を構築しています。ところが、大規模災害発生等の緊急事態において、電話網が通常の機能を果たさなくなった場合FAX送受信は困難となるため、安全性と信頼性に課題がありました。
また、このワークフローでは、FAXの画質やコストも課題となっていました。
今回コニカミノルタがTBSテレビへ提供するクラウドサービスは、災害時などに備えて、情報交換網を多重化するソリューションです。
コニカミノルタは、今後もクラウドサービスと複合機を高度に連携させたデジタルワークフローの提供を通じて、お客様の業務効率を向上させるサービスの提供に取り組んで参ります。
ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日現在の情報です。お客様がご覧いただいた時点で、情報が変更(生産・販売が終了している場合や、価格、仕様など)されている可能性がありますのであらかじめご了承下さい。