ニュースリリース
CDPにより気候変動情報開示先進企業(CDLI)に3年連続で選定
2015年11月6日
コニカミノルタ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:山名 昌衛、以下コニカミノルタ)は、気候変動情報開示に関する質の高い活動に対して、国際的な非営利団体CDP*から高い評価を受け、「クライメート・ディスクロージャー・リーダーシップ・インデックス2015(以下 CDLI)」に3年連続で選定されました。
これは、コニカミノルタが気候変動戦略、温暖化ガス排出量の算定と管理、リスクマネジメントの過程と結果について包括的に開示していること、すなわち、気候変動情報を高い透明性をもって世の中に提供していることを示しています。
CDLIについて
調査対象 | 日本企業500社(FTSEジャパンインデックスを基本とする大手企業500社) |
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コニカミノルタのスコア | 気候変動情報開示の評価スコア(ディスクロージャースコア)100点満点を獲得 |
CDLI選定企業数 | コニカミノルタを含めて25社 |
コニカミノルタの環境経営
長期環境ビジョン
2050年をターゲットとする「エコビジョン2050」において、製品ライフサイクルにおけるCO2 排出量を2050年までに2005年度比で80%削減する目標を定めています。この目標は、IPCC**発表などを含めた科学的根拠に基づいて設定しています。
中期計画
2016年度までの「中期環境計画2016」は、環境課題の解決が企業の成長につながるよう、事業計画と連動し、環境負荷低減などの「環境価値」と、売上高やコストダウンなどの「事業価値」の両側面で目標を設定しています。気候変動に関しては、事業が成長するなかで、2016年度に製品ライフサイクルにおけるCO2 排出量の40%削減(2005年度比)目標達成に向け、ワールドワイドで施策を着実に推進しています。
ステークホルダーと協働した環境負荷低減
長年培った多様な環境技術やノウハウを、お客様やお取引先(サプライヤー)に提供し、協働で社会全体のCO2 排出量削減に貢献しています。
2014年度から開始した「グリーンサプライヤー活動」では、資本関係のないお取引先の工場で省エネ診断とコンサルティングを実施し、お取引先の中期的な環境計画の策定も支援しています。
展示会やセミナーなどの機会を通じて、環境経営の考え方や効果的な実践事例をお客様に紹介することで、お客様の環境負荷低減活動をサポートしています。
情報開示
環境経営に関する情報については、根幹となる環境方針、ビジョン、戦略から、各年度の課題、目標、実績、および具体的な環境活動の進捗や環境データまで、あらゆるステークホルダーに向け、Webを通じたタイムリーな情報開示を推進しています。
お客さまへの約束「Giving Shape to Ideas」のもと、コニカミノルタはグローバル企業として、あらゆるステークホルダーと共に取り組んでいくことによって、気候変動などの環境課題の解決に貢献し、共創価値の拡大を推進してまいります。
*CDPについて www.cdp.net@CDP
CDPは、企業や都市の重要な環境情報を測定、開示、管理し、共有するための唯一のグローバルなシステムを提供する国際的な非営利団体です。CDPは、企業が環境や天然資源に及ぼす影響を開示するように、またその影響を軽減する対策を取るように、合計95兆米ドルの資産を持つ822の機関投資家を含む市場経済とともに働きかけています。CDPは現在、気候変動、水、森林に関するリスク商品情報のグローバル最大の一次データを有しており、これらの知見をビジネス、投資、政策の戦略的な意思決定の場に提供していきます。
**IPCC: 気候変動に関する政府間パネル
関連リンク
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