日元 駿
主人公。
沙羅バァが経営するピザ屋“HEAVEN’S PIZZA”でデリバリーのバイトをする17才の少年。幼い頃に両親を亡くしている。祖父拓造の死後、沙羅バァに引き取られ生活を共にする。
抜群の運動神経を持ち、空中を飛行するゼログラバイク(通称ゼログラ)を乗りこなす。デリバリー中に無茶な運転をして機体を壊し、度々沙羅バァに怒られている。
十文字 沙羅
ピザ屋“HEAVEN’S PIZZA”のオーナー。
通称沙羅バァ。
身寄りのなくなった駿を引き取り、育てている。フードプリンターが一般的であるこの時代には珍しく、窯で焼く本物のピザを調理する腕前を持ち、富裕層からも度々注文がある。経営者としてはやり手でチャッカリしているので、もちろん庶民のためのプリントピザにも抜かりなく対応している。勝ち気で気丈な性格で、駿にも厳しいが、実の息子のように駿のことを愛している。
日元 拓造
駿の祖父。
旧居住区の環境悪化加速に伴い、生まれたばかりの駿を抱え、タワーを目指し移動。なんとか入塔するが、駿の幼少期に病に倒れ永眠。
風祭 海人
駿の先輩。
唐栗贋作(唐ジィ)のお店「KARAKURI MOTORS」でバイトをしているお調子者な19才。いつも周りを振り回している。
俵 剛太
ゼログラ・ルーレット競技者を養成するゼログラアカデミー研修生。貧しい農家出身で11人兄弟の長男。地元の日照権をかけて最強のゼログラディエーターを目指している。類稀なパワーと不屈の根性で駿たちを圧倒する。